子供の最初の教師は親
知識と意識で体を育てる
真夏の風も通らぬ体育館で、インターバルトレーニングを繰り返す。
水一滴も摂らずに、どんどんみんな倒れて
少人数で練習を続けている・・
遠い記憶である。
当時は水分を取ってはいけないと言われていた。
今は水分を摂ることの大切さを知らないひとはいない。
体幹だって大事なことはみんな知っている。
でも、言葉と風聞で知っているが実際にはどうなのか
知らない人の方が圧倒的に多い。
体を動かすということ、バレエでもあらゆる競技でも
「集中する」のを「必死になる」に結びついてしまうことがままある。
ただただ体を必死に動かしていて
自分がどんなことをしているのかわからないまま
闇雲に動いていても、いい方向には行かない。
体がどう動けば、それが活かされて、よい方向に向くか考えずに
練習を重ねても、それは「ただ動いている」に過ぎない。
少年野球をしている子供がいて
親は体を意識して動かすことの大事さを知っているので
子供に教えたいと思うが
子供はただただ力任せの素振りを繰り返すだけで
痛めてしまった、とか
甲子園目指して、投げ込み投げ込み、
一生懸命練習した結果、肘は曲がり、投げることが出来なくなった
とか、
私も高校生の時は膝に水がたまっても、休まずにトレーニングしてましたね。
これは体への知識も意識もなく、練習し続けた結果。
正しい知識と意識して体を動かす習慣があれば、避けられたかも知れないことである。
体を意識して動かせなければ、運動は体任せ、感情任せになってしまう。
危険で、向上が望めない。
体を意識して動かすことは、自分を知り、周りを見られるということである。
体のコントロールは心のコントロール。
イチロー選手や室伏選手のような一流の選手だけができることではなくて
私やあなた、どんな人でも自分なりにできることなのだ。
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