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長谷川満

子どもの自信とやる気を引き出す教育のプロ

長谷川満(はせがわみつる)

家庭教師システム学院

コラム

第4回子育てパネルトーク「どこまで待てばいいの?どこから口を出せばいいの?」終了しました

2018年2月17日 / 2018年9月21日更新

 2月11日(日)は午後2時から加古川ウェルネスパークで、第4回子育てパネルトークがありました。
 



 最初に河合夫妻がチェロで「アメージンググレース」を演奏してくださいました。




 とっても素晴らしい演奏でした。


 さて、今回のテーマは
 「どこまで待てばいいの?どこから口を出せばいいの?」

 最初に参加者様から出た質問は

 「朝起こすんだけど、なかなか起きてくれないし、起きてもなかなか用意ができないんです。これも何も言わずに待った方がいいのでしょうか?」

 これは悩まれている方多いんじゃないでしょうか。




 これは「待つ、待たない」の問題ではなく、子どもの問題を子どもに「任せるか、任せないか」の問題だなあと思っていたところ、別の参加者の方が

 「私は子どもが小学校の時に、今質問された方と同じで、それですごい負のスパイラルに陥っていたんですけど、よく考えたら子どもが遅刻したからといって母親の私が痛いことも痒いこともない訳で、何にも私にはマイナスはない訳で、それで子どもにこれからは起こさへんでって言って、それからは起きなさいとは言ってないんです。でも、子どもはギリギリになりながらも自分で勝手に起きて勝手に学校に通っています。」

 いやあー、素晴らしい。
 親である自分と子どもとは別人格だとわかっていらっしゃる、子どもに依存することなく。
 これは簡単なようでとっても難しいことです。

 親はわが子が笑われると自分が笑われているような気になるものです。
 子どもに悲しい思いをさせたくない親心とそのことで自分が悲しい思いをしたくない心とが一体になっていたりします。

 それは母親の愛情と言えなくもないですが、その一体感から無意識に親である自分が恥ずかしい思いをしたくないから「遅刻するな!」「宿題をちゃんとやれ!」ということにも繋がりかねません。
 こうなると、自分と子どもとの人格の区別がついていない、精神的に子どもに依存してしまっているということになります。

 だから「あなたが遅刻して先生に叱られようが、恥をかこうがお母さんは痛いこともなんとない。朝起きるのは自分の責任でしてちょうだい。これからは自分で起きるのよ。」と言えるのは、一見冷たいようですが、ちゃんと子どもと自分との人格の区別がついているから言える言葉なのです。。
 それはまた、子どもの人格を認めていることでもあるのです。

 子どもの人格を認めるということは分かりやすく言うと「親友に接するように接する」ということです。(これはアドラー心理学でもよく言われています)
 親友に対してはその人格を認めていますので、自分の意見を押し付けたりはしませんよね。

 親が押し付けを軽々しく子どもにしてしまうのは、どこか子どもの人格を認めていないところがあって、それは大昔の『子どもは親のもの』という意識、だから子どもは親が自由にして良いという意識が今も日本人の親である私たちの心のどこかにあるからではないかと思います。
 
 「もうこれからは起こさないからね。自分で起きてね。」と宣言して本当にそうできる人は子どもに依存していない人であり、子どもの人格を認めている人です。
 逆に「それは言えない。」また宣言したとしてもやっぱり子どもに任せ切ることができない人は、子どもの在りようが自分の価値を脅かしたり、不安の元になる人です。それが子どもに依存しているということです。

 これは親である自分が子どもに依存しているのかどうかを試すいいテストになりそうです。




 その他にも「ゲームばっかりやっているんですけど・・」「勉強しないで動画ばっかり見ているんですけど、それも待った方がいいですか?」という質問が投げかけられました。

 もう、これは一昔前のテレビや、漫画と同じだと思うのです。
 僕らの子ども時代はテレビばっかり見てるとアホになるとか、漫画ばっかり見てるとアホになると言われたのものです。
 僕は学校から帰ったらテレビばっかり見ていましたがアホにはなりませんでした。(1日3時間くらい見ていました。)
 漫画もアホほど読んだし、ハマったマンガもいっぱいあります。大人から敵対視されていた漫画も今や日本の誇るべきカッコイイ文化になっています。

 昔はロックミュージックもあんな不良の音楽はやったらいけないということになっていたし、ギターばっかり触っていると怒られたし、でも、ロックやギターがあったおかげで救われたり、青春を謳歌できた人もいます。

 若い頃、自分たちが夢中になっていたテレビや漫画、ロックやギターが今の子どもたちにとっては、ゲームや動画なのかもしれません。

 少し前にロックミュージシャンやダンサーなどが若者の憧れの職業であったように、今やユーチューバーやインフルエンサーというネットを使って仕事をし自由に生きるというのが若者の憧れとなり、フォロワーが何十万人といる小・中学生や高校生がいる時代なのです。
 ゲーマーという職業があり、e-sport という全世界的なゲーム大会が開かれスポンサーが付き、巨額のお金が動く時代にもう僕たちは生きているのです。

 子どもたちが生きる未来は、人工知能がどんどん今ある職業を奪い、その代わりに何が仕事になるのかわからない時代になっていくでしょう。

 だとしたら、今子どもたちが好きで夢中でやっていることを取り上げてしまうことが果たして子どものためになるのでしょうか。
 そこから何か職業につながることがあるかもしれません。
 職業に繋がらなくても、それが心の救いや癒しになっているかもしれません。

 

 「ええい、ダメだ!ダメだ!1時間以内だ!ちょっとでも伸びたら約束違反だ!」
 と目くじらを立てずに、子どもがゆっくり楽しく動画を見たり、ゲームをしたりするのは1時間半~2時間くらいあってもいいように思います。
 時には2時間が2時間半になる時もあるかもしれませんが、そこを許してあげるくらいおおらかな気持ちでいた方が親子ゲンカもなくなって、家庭生活ものんびり楽しいものになるように思うのですが、皆さんはどうお考えになるでしょう。





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