和歌山県田辺市で「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」を講演
3月7日(金)は地元、加古川市にあります「やまて幼稚園」で講演会でした。
演題は「子どもを幸せに育てる10のルール」。
今回は小学校に新入学されるお子さんも多いことから、できるだけ具体的な内容で皆さんと一緒に子育てについて考えていきたかったので、この資料を使って実例をまじえながらお話ししていきました。
< 子どもを幸せに育てる10のルール >
1、10歳までは寝る前に「大好き」とハグしてあげて下さい。
2、好き嫌いは無理に直そうとしないで下さい。それは小さなことです。
3、急かさないであげて下さい。待つことは愛情です。
4、子どもの話に耳と心を傾けてあげて下さい。聴くことも愛情です。
5、そのままを愛してあげて下さい。自信はそこから生まれます。
6、勉強を強制しないで下さい。強制されると嫌いになってしまいます。
7、習い事は2つまで。やめたいと言い出したらやめさせてあげて下さい。
8、甘えさせてあげて下さい。十分に甘えられた子が自立できるのです。
9、子どもの喜びを一緒に喜んであげて下さい。
10、幸せなお母さんでいて下さい。幸せな親が幸せな子どもを育てます。
習い事は2つまで。と言われると「なんで?」と思われるお母さんもおられますが、子どもというものは実は「あそび」を通じて成長するんですね。だから子どもにとって「遊ぶこと」は必要不可欠なものなんですね。
遊びには「自由」があります。
その自由を使って子どもは色々と自分が思いつく面白いこと、楽しいことをして遊びます。
あれは子どもが遊びを通じて「創造」や「表現」をしているんですね。
「プレイセラピー」というものがあります。
遊びを通じて自分を表現することにより子どもは自分で自分を癒します。
そのことにより問題行動が消えたりするのです。
つまり遊ぶことは子どもの情緒の安定の上からもとても大切なものです。
夢中になって遊ぶ。
そこに集中力も養われます。
好きなことを夢中になってやっているときほど集中力が高まるものはありません。
友達と遊ぶ。
そこに協調性や思いやりの心が培われます。
コミュニケーション能力も養われます。
このように「遊び」は子どもの情緒の安定といった面からも、成長といった面からもとても大切なものなのです。
習い事が増えるということは、その大切な遊ぶ機会、成長する機会を奪うことになってしまうのです。
だから子どもが習いたいものが一つ、親が習わせたいものが一つ、合わせて二つまでと決めておくのがいいように思います。
講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
その中の一つを紹介します。
詩 「 あなたの子どもに生まれてきたわけ 」
いい親になる必要はありません
子どもはそのままのあなたに愛されたいのです
なぜなら
そのままのあなたを愛しているから
いい子にする必要はありません
子どもはそのままの自分を愛されたいのです
なぜなら
それが愛するということだから
そのためにあなたのもとに来てくれたのだから
by はせがわみつる
講演会に参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
園長先生、色々とお世話下さりありがとうございました。
また皆さんにお会い出来る日を楽しみにしております。
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