ニッセイ京橋支社(大阪)での講演会

長谷川満

長谷川満

テーマ:教育・人権講演会

 今日は大阪の日本生命京橋支社で講演会がありました。
 タイトルは『輝く女性になるためのプラスの問いかけ』。

 聴いて下さるのはニッセイレディの皆さん約300名。
 日頃、仕事で大変なニッセイレディの皆さんにリフレッシュしてもらえるような、勇気が湧くような講演にしたいとの思いで臨みました。



 「今日はまず最初に笑顔が素敵な人になれるコツを皆さんにお伝えしようと思います。
  笑顔が素敵な人ってどんな人でしょう?
  笑顔が素敵な人をずっと観察していてその共通点がわかったんです。
  それは
  「いつも笑っている」でした。
  笑顔が素敵な人って「いつも笑っている人」のことだったんです。
  ですから、皆さんも人と会うときはいつも笑っているようにすれば、
  いつのまにか「笑顔が素敵ね」て言われるようになるんですね。
  「咲く」という漢字は「人が笑う」という意味もあるんです。
  笑うってことはその瞬間、皆さんは咲いているってわけです。
  そうするといつも笑うようにしていると『花がある人』にもなれるわけです。」
 
 一笑一若(いっしょういちじゃく)、
 一恋二若(いちこいにじゃく)、
 一夢三若(いちゆめさんじゃく)
 の話のあと自分ではまだ気づいていない魅力や可能性を開くカギとして
 「どうすれば私は楽しく仕事ができるだろうか?」
 「(私は)どうしたい?」
 という2つの『プラスの問いかけ』を紹介しました。

  私が楽しいと感じることって何だろう?
  どんなときに幸せを感じる?
  こういった肯定的な自分への問いかけこそが『プラスの問いかけ』です。

  よく人は悩んでいるときや迷っているときに「どうすればいいのだろう?何をすべきなのだろう?」
  と考えがちですが、これは答えを外に求めている問いかけなんですね。
  そうではなくて自分の中にこそ答えはあるのだから
  「どうしたい」と自らに問いかけることこそ大切なんですね。


 
  ある日、息子さんの不登校で悩んでおられるご両親が相談に来られました。
  「先生、どうしたらいいでしょう?」と私に尋ねられます。
  私は訊き返したんですね。
  「お母さんはどうしたいですか?」
  「私が・・ですか?・・私がどうしたい?」
  「そうです。」
  しばしの沈黙のあと
  「私は自由になりたいです。私は私らしくありたいです。」
  そう言われたあと泣き出されました。
  そのお母さんは同居されていて、今までずうっと我慢してこられて、
  もう夫婦仲も最悪で、もう家を出て離婚しようとまで思い詰められていたんですね。
  それで「どうしたいですか?」と僕に問いかけられて思わず
  「自由になりたい。私は私らしくありたい」という心の叫びが出たんですね。
  いっぱいいっぱい泣かれて、そしてその帰り道ご主人が結婚して以来初めて謝られたそうです。
  「今までつらい思いさせてごめん」と。
  ご主人はそれ以来変わられたそうです。
  数日後、その方からお手紙をいただきました。
  「今度は我慢するのではなく、無理するのではなく、私らしくもう一度
  主人とやっていく道を見つけていきたいと思います。」と書かれてありました。

  「どうしたい?」と自分に問いかけたとき、初めて自分の心の声が聞こえてきます。
  その声にしたがって素直に行動したとき、本当に自分を生きたことになるのだと思います。
  
 講演の最後に指田郁也さんの「花になれ」の曲にのせて、150種類のそれぞれ違った詩をお一人お一人にプレゼントしました。
  
 聴いて下さった皆さん本当にありがとうございました。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。




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長谷川満
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長谷川満(家庭教師)

家庭教師システム学院

発達障がいや不登校の子の意欲を引き出すには自己肯定感を高める必要があります。その子のありのままを受容し、信頼関係を築き、成功体験と褒め言葉で自信と意欲を引き出します。

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