関西初! 納骨室に水が入らないお墓 (3)富山の宮崎様とのご縁
「お墓の中に水が入る」なんて誰も思っていないでしょう?
ところが、実は、富山県の一部で建てられているような、
特殊な構造の墓石を除くと、日本全国のほとんどのお墓は、
カロート(納骨室)内に水が入ってしまう構造なのです。
「納骨が終わったら、きちんと目地止めをしておきます」と、
石材店に言われるものですから、入らないと思われるのも当然です。
たしかに、しばらくの間は入らないかも分かりませんが、、
セメント目地やコーキングの効果は恒久的なものではありませんし、
納骨をするところ以外にも水が入る可能性がある箇所は多々あります。
特に関西・中国地方にこれまで建てられている墓石には、
全てと言っても過言ではないくらい水対策は施されていません。
神戸型、大阪型、京都型、岡山型、広島型、全ての墓石共です。
その原因は、その昔からつくられてきた墓石の形から、
これと言った改良を施すことなく今日に至ったことです。
これを「伝統的」なんてりっぱな言葉で表現すると、
素人目には、さぞ良いお墓なんだろうと思えてしまうのですが、
言い方を変えれば、消費者の立場に立って考えることなく、
お墓は従来から「こんなもの」で済ませてきた結果なのです。
お墓の中に水が入ることは、石材店なら誰でも知っています。
おそらく、知らないのは一般消費者だけでしょう。
お墓が完成して、大切なご家族のご遺骨を納めた後に、
お墓を開けてカロートの中を確認する人がどれだけいるでしょう?
多くの方は、次の新しい仏様の納骨時まで確認しないでしょう。
いやいや、納骨作業は石を動かすため石材店に依頼するので、
カロートの中まで確認をされない方の方が多いかも分かりません。
そうなると、カロート内に水が溜まっているか否か、
お骨の状態がどのようになっているかは知る由もありません。
でも、石材店はこの事実を知っているのです。
実際、納骨日の当日までに石材店がカロートを開けて、
内部に溜まった水をくみ出したという話もよく聞きます。
また、お墓の中に少々水が入るというだけではなく、
大切なお骨がカロート内にプカプカと浮いていたりもします。
さらには、「水」だけではなく、ムカデやゲジゲジがいたり、
クモやハチが巣を作っていたりヘビがいたケースもあると聞きます。
関西では、お骨を骨壺のままお墓に納めるケースは少なく、
多くの場合、さらしの布でつくった納骨袋にお骨を移し替え、
墓石内部にあるカロート部分の土の上に納骨するのです。
いわゆる、お骨を「お土に還す」という考え方です。
どうせ、自然の土にお骨を還してしまうのだから、
「少々水が入っても構わないのでは」という考え方で、
業界としても、これまで改善してこなかったのかも分かりませんが、
少々水が入るのと、ドバドバと入るのとは大きく違いますし、
ましてや、水が溜まったり虫の住かになるのは論外でしょう。
このような問題を解決すべく、私ども第一石材では、
関西初!“防水構造を備えたお墓”(特許出願2016-064118)、
「信頼棺®(しんらいかん)」(商標登録第5905643号)を開発し、
この度、当社の地元である兵庫県神戸市はもとより、
関西・中国・四国エリアを中心に発売を開始いたしました。
墓石の外観自体は、従来の墓石の形となんら変わらず、
洋型墓石やデザイン墓石にも対応可能な仕様となっておりますので、
お施主様のご要望に応じた墓石の形に対応が可能です。
また、今すでに建っているお墓を「信頼棺®」にリフォームも可能です。
お墓は大切な方のお骨を納め、供養をするためにあるのです。
記念碑(モニュメント)とは意味合いが異なります。
良い石、良い加工、デザインなど、目に見える部分にこだわっても、
大切なお骨を納める場所に水が入ってしまうのでは本末転倒です。
今一度「本当に良いお墓とは何か?」を考えてみてはいかがでしょう。
「信頼棺®」の詳細はコチラのWebページをご覧ください