永代供養付き『夫婦供養墓』/神戸大倉山・楠寺「瑠璃光苑」
(1)日本のお墓の歴史と現状
(2)現代社会におけるお墓の悩み
(3)永代供養墓とは?
(4)寺院永代供養墓、運営の実態。
(5)出入りの石材店に相談して大丈夫?
(6)お金をかけすぎていないか?
(7)消費者のニーズを考えているか?
(8)宗教、宗旨・宗派不問かどうか?
(9)集客方法と魅力の発信
〜上記のコラムからの続きです〜
これまで、さまざまな観点から、成功する永代供養墓の運営についてお話してきましたが、
やはり、最終的には何と言っても住職やお寺のスタッフの方々の人柄に尽きるでしょう。
首都圏の一部の永代供養墓に見られるような、ハイテクを駆使した大規模な施設なら、
住職があまり前面に出ることもないかと思いますが、通常の規模の場合は重要な部分です。
駅から近くて便利で費用もリーズナブルといっても、日用品を買うわけではありません。
大切な方のご遺骨を預け、今後の供養を永代に渡りそのお寺に託すことになる以上、
住職の人柄やスタッフの方々の対応や墓所内の整備や清掃といったことも選択の基準となります。
住職が前面に出て申し込み希望者と数多くのコミュニケーションをとることで、
申し込み希望者側としても、「ここならば安心よね!」といった気持になれるのです。
そのためには、パンフレット、チラシ、新聞広告等の広告物には、
住職の写真やコメントなどを掲載することも重要な手段です。
また、ホームページにも住職の顔写真はもちろんのこと、
住職自らがブログを書き、さまざまな情報をコツコツと発信し続けることが大切です。
永代供養墓を建てたら、いきなり爆発的に売れるなんてことは、そうそうあるものではありません。
地道な広報活動や日々の情報発信などを住職が広告塔となって行うべきです。
実際に住職が積極的に前に出て、永代供養墓の運営をしているところは、
毎月安定した集客数と申し込み者数を確保し、着実に結果を残しています。
お寺の活性のために大金をつぎ込んで建てる永代供養墓です。
安易に出入りの石材店に頼めば成功するといったものではありません。
現状に沿った事業計画と十分なマーケティング活動なくして成功はあり得ません。
逆に言えば、きちんと計画に沿った永代供養墓の運営を行えば、
お寺の将来は安泰と言えるほどの成果を長年に渡り残してくれることでしょう。
~おわり~
成功する永代供養墓の設計・施工・コンサルティングは第一石材へ