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成功する寺院永代供養墓の秘訣(3)永代供養墓とは?

2014年10月11日 公開 / 2014年10月12日更新

テーマ:永代供養墓

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: お墓

(1)日本のお墓の歴史と現状
(2)現代社会におけるお墓の悩み

〜上記のコラムからの続きです〜


お墓は様々な種類の墓地に建てられています。

それは、お寺の墓地、地域の共同墓地、公営・民営の霊園であったりと様々です。

しかし、いずれの墓地にお墓があったとしても、
そのお墓を継ぐ人がいなくなれば、無縁墓地となってしまいます。

お墓の無縁化

また、多くの墓地の場合、管理費の未納等が一定期間の経過すると、
無縁墓地として法的に処理され、そこに建てられてある墓石の撤去はもちろんのこと、
埋葬されている遺骨も、無縁塚などの別の場所に移されることになります。

このような事態になることは、お墓の持ち主にとっても悲しいことでしょうが、
寺院等の管理者側にとっても、墓石の撤去費用の負担など大きな支出となります。

こうした世の中の移り変わりの中、お墓の跡継ぎがいなくても持ち主に代わって、
お寺や霊園が、無縁墓にならないよう未来永劫に渡り管理・供養をするという、
「永代管理・供養付き霊園」というスタイルの霊園が誕生しました。

永代供養付き霊園

この形態の霊園に建つお墓は、見た目は従来からのお墓と全く同じで、
現在、全国に展開されている永代供養墓と呼ばれるものとは異なります。

今日のような永代供養墓のスタイルが登場したのは、
1985年(昭和60年)頃からであると考えられています。

寺院境内にある永代供養墓

「永代供養墓」とは、跡継ぎの有無に関係なく、
寺院や霊園が永代に渡って、管理・供養を約束する、
集合住宅的な新しいスタイルのお墓といえるでしょう。

もちろん、生前に申し込むこともできますので、
お墓の承継問題に悩んでいる方々にとっては、
先祖の供養や、自分たちの終の棲家の問題が、
生きているあいだに解決できるという安心感にも繋がっています。

現在では、全国のあちらこちらに永代供養墓ができていますが、
永代供養墓のすべてが、運営に成功しているわけではありません。

むしろ、運営に成功していない永代供養墓の方が圧倒的に多いのです。


               ~つづく~


成功する永代供養墓の設計・施工・コンサルティングは第一石材へ

この記事を書いたプロ

能島孝志

お墓のプロ

能島孝志(株式会社第一石材)

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