コラム
2014年・全国平均墓石建立費は163.7万円。
2014年7月20日 公開 / 2015年9月6日更新
西日本は和型、関東は洋型が主流。
一般社団法人全国優良石材店の会(全優石・吉田剛会長)ではこのほど、
「2014年お墓購入者アンケート調査」の結果をまとめました。
この調査は、今年の3月~5月まで間に、全優石に加盟する全国各地の石材店で、
実際にお墓を購入された方々を対象に行ったもので、有効回答数は3,078名でした。
2004年から毎年春に実施しており、お墓購入者の意識を知る貴重なデータとなっています。
今回の調査によると、建てたお墓のカタチは「和型」が41.7%、
「シンプルな洋型」は40.5%、「デザイン墓」は12%と、昨年とほぼ同じ結果です。
これを2004年からの推移でみてみると、「和型」が66.5%から24.8%減少し41.7%に。
「シンプルな洋型」が22.7%から17.8増の40.5%に。
「デザイン墓」が6.1%からほぼ倍増して12%になっており、
全体的に洋型、デザイン墓の建立比率が高まってきています。
洋型が高まってきた要因として、重心を低くする=地震対策への意識や、
個々の想いを込めたお墓づくりの増加等の傾向がうかがえます。
ただし、お墓のカタチについては地域差もあり、
北陸、近畿、中国、四国地方では伝統的な和型の比率が80%近くと高い。
一方、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の関東一都三県では、
和型の比率が21.1%と低く、対照的な結果となっています。
平均墓石建立費、昨年より4.1万円減。
また、墓石の購入金額の全国平均額は163.7万円で昨年より4.1万円ダウンしました。
タイプ別では、伝統的な和型の平均価格が最も高く172.4万円、
次いでデザイン墓で171.5万円、シンプルな洋型は最も安く152.4万円となっています。
地域別に見てみますと、昨年よりも価格がアップしたのは、
北海道、北陸、近畿、中国、九州地方です。
中でも九州は全国平均を大きく上回り、平均価格は223.6万円と突出し、
最も低いのは中部の148.5万円で、両者には75.1万円の開きがあります。
お墓だけに限らず、値段が高ければ良いというものではありませんが、
極端に安すぎるものに、あまり良い品質のものはありません。
お墓づくりは一生に一度あるかどうかの大きなお買い物です。
後悔しないお墓づくりのために、どうぞ慎重にお選びください。
※参考・引用:日本石材工業新聞/第2018号
『墓石大賞』受賞・5度の実績!
1級お墓ディレクター・能島孝志がご提案する
震度7に対応した“こだわりのお墓づくり”はコチラまで
http://www.daiichisekizai.com/
関連するコラム
- 国産墓石と中国産墓石のどっちが良いのか?⑤日本と中国の墓石加工方法の大きな違い! 2012-12-17
- 国産墓石と中国産墓石のどっちが良いのか?⑧国産墓石と中国産墓石の研磨と加工精度! 2012-12-24
- お墓の地震対策/墓石用地震対策ゲル「安震はかもり®」倒壊実験映像 2011-03-22
- お墓の選び方②墓地の種類と場所で選ぶ【その2】みなし墓地 2013-01-26
- 良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」④お墓は絆の象徴 2011-07-11
コラムのテーマ一覧
- お墓・墓石の選び方
- 墓じまい
- 合祀散骨・合葬墓
- お墓・墓石の彫刻模様
- お墓ディレクター
- お墓物語
- 記念碑
- お墓のトラブル
- 防水構造を備えたお墓・墓石
- お墓の知識
- お墓を建てる
- お墓の費用
- 墓石の彫刻
- お墓のデザイン・型
- 石材店の選び方
- お墓の開眼法要
- 墓地の地鎮祭
- 先祖供養
- 中国産墓石
- お墓エピソード
- 豆知識
- イベント
- つぶやき
- 無料セミナー
- お墓と法律
- お墓のリフォーム
- お墓の引越し(改葬移転)
- お墓の地震対策
- 永代供養墓
- オリジナルデザイン永代供養墓
- 和のデザイン墓石
- デザイン墓石
- お客様の声
- スタッフブログ
- 日本の銘石
- メディア情報
- お墓の費用
- お墓の相談会
- 第一石材最新ニュース
- 供養
- 墓地・霊園
- お墓・墓石
カテゴリから記事を探す
能島孝志プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
相談は全て無料!しつこい売り込みや電話営業は一切いたしません。安心してお問い合わせください。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
能島孝志のソーシャルメディア