国産墓石と中国産墓石のどっちが良いのか?⑤日本と中国の墓石加工方法の大きな違い!
西日本は和型、関東は洋型が主流。
一般社団法人全国優良石材店の会(全優石・吉田剛会長)ではこのほど、
「2014年お墓購入者アンケート調査」の結果をまとめました。
この調査は、今年の3月~5月まで間に、全優石に加盟する全国各地の石材店で、
実際にお墓を購入された方々を対象に行ったもので、有効回答数は3,078名でした。
2004年から毎年春に実施しており、お墓購入者の意識を知る貴重なデータとなっています。
今回の調査によると、建てたお墓のカタチは「和型」が41.7%、
「シンプルな洋型」は40.5%、「デザイン墓」は12%と、昨年とほぼ同じ結果です。
これを2004年からの推移でみてみると、「和型」が66.5%から24.8%減少し41.7%に。
「シンプルな洋型」が22.7%から17.8増の40.5%に。
「デザイン墓」が6.1%からほぼ倍増して12%になっており、
全体的に洋型、デザイン墓の建立比率が高まってきています。
洋型が高まってきた要因として、重心を低くする=地震対策への意識や、
個々の想いを込めたお墓づくりの増加等の傾向がうかがえます。
ただし、お墓のカタチについては地域差もあり、
北陸、近畿、中国、四国地方では伝統的な和型の比率が80%近くと高い。
一方、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の関東一都三県では、
和型の比率が21.1%と低く、対照的な結果となっています。
平均墓石建立費、昨年より4.1万円減。
また、墓石の購入金額の全国平均額は163.7万円で昨年より4.1万円ダウンしました。
タイプ別では、伝統的な和型の平均価格が最も高く172.4万円、
次いでデザイン墓で171.5万円、シンプルな洋型は最も安く152.4万円となっています。
地域別に見てみますと、昨年よりも価格がアップしたのは、
北海道、北陸、近畿、中国、九州地方です。
中でも九州は全国平均を大きく上回り、平均価格は223.6万円と突出し、
最も低いのは中部の148.5万円で、両者には75.1万円の開きがあります。
お墓だけに限らず、値段が高ければ良いというものではありませんが、
極端に安すぎるものに、あまり良い品質のものはありません。
お墓づくりは一生に一度あるかどうかの大きなお買い物です。
後悔しないお墓づくりのために、どうぞ慎重にお選びください。
※参考・引用:日本石材工業新聞/第2018号
『墓石大賞』受賞・5度の実績!
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