国産墓石と中国産墓石のどっちが良いのか?⑧国産墓石と中国産墓石の研磨と加工精度!
■お墓の選び方①墓地の種類と場所で選ぶ【その1】公営墓地
■お墓の選び方②墓地の種類と場所で選ぶ【その2】みなし墓地
■お墓の選び方③墓地の種類と場所で選ぶ【その3】寺院墓地
■お墓の選び方④墓地の種類と場所で選ぶ【その4】民営墓地
■お墓の選び方⑤お墓を予算で選ぶ
■お墓の選び方⑥お墓を素材で選ぶ
上記のコラムからのつづきです。
お墓の形や大きさには、特別な決まりはありません。
基本的にお墓の形は好みに合わせて自由に決めることができます。
ただし、墓地の区画が定められている場合は、
それに収まる大きさにしなければなりません。
また、墓地によっては、お墓のカタチについて、
ある程度規制をしている場合もありますので、
その墓地・霊園の規定沿った墓石を建てる必要があります。
従来の墓石のカタチは「和型墓石」と「洋型墓石」が中心でしたが、
最近では、故人をイメージしたものや、お好きな言葉を刻字したものなど、
個性的な「オリジナルデザイン墓石」も数多くつくられています。
和型墓石
和型墓石の最も標準的なものは「和式角柱角」と呼ばれるものです。
これは台石の上に竿石と呼ばれる塔状の石を建てたものです。
現在のこのような形態の和型墓石は、
江戸時代の中期頃からつくられてきたと言われており、
現在でも多くの人が和型墓石を建立しています。
和型の墓石は3段重ねのものが主流になっており、
上から順番に竿石、上台、下台で構成されています。
(※これらの名称は地域によって呼び方が異なります)
寸法は、正面から見た竿石の幅によって墓石全体の大きさも違い、
8寸型(約24cm)、9寸型(約27cm)、尺角型(約30cm)などがあります。
和型の墓石にも、竿石上部の形状を変えたり、
蓮華台やスリンと呼ばれる豪華な装飾を施すなど、
好みに合わせて少しずつデザインを変えることもできます。
洋型墓石
高度経済成長期の霊園ブームを機に、
公園形式の墓地や芝生墓地が数多くでき、
洋型の墓石を選ぶ人も増えてきました。
洋型といっても、日本で考え造り出されたものですから、
厳密に言えば、和洋折衷型と考えることもできます。
洋型墓石は竿石の竿石の形状により、
正面を斜めに削り落とした「オルガン型」と、
シンプルな直方体の「ストレート型」の2種類が一般的です。
洋型墓石は和型墓石に比べ安定感があり、
地震にも強いことから近年人気が高まっています。
墓地や霊園によっては「洋型墓石」しか建てられないところも
増えてきておりますので、事前に確認する必要があります。
石材店によっては、柔らかなアール加工を施したり、
竿石の形や花立などに工夫を凝らしたりして、
さまざまなデザインの洋型墓石が用意されているので、
自分の好みに合ったものを選ぶことができるでしょう。
これらは、オーダーメイドの雰囲気を持ちながらも、
あくまでも既成のデザインなのでデザイン費が掛からず、
完全オーダーメイドのオリジナルデザインの墓石に比べて
予算を低く抑えることができるという利点があります。
洋型墓石の基本的な構造は、竿石、上台の2段型のものと、
2段型に下台が加わった3段型が一般的なカタチです。
オリジナルデザイン墓石
中国の石材加工技術の発達や人件費の安さなどもあり、
自分の個性をお墓にも反映させたいという意識の高まりから、
一般的な形式にとらわれないデザイン性に富んだ
オリジナルデザインの墓石を建立する人も増えてきました。
この背景には、「家」という制度をもとに考えてきた、
一族の墓という考え方から、核家族化の進む現代社会においては、
その家だけの墓もしくは、個人を主体としたお墓へと、
人々の考え方が変化しているという事情があると考えられます。
そのカタチも、故人の趣向を汲んだり、
家族の心や想いをお墓に表現したものもあります。
生前建墓であれば、自らの思いを反映させたり、
家族の絆、家族の生きた証を強く感じさせるものもあります。
時には、趣味の道具や本の形をかたどったお墓、
お酒好きだった故人を偲んでつくった徳利型のお墓など、
個性あふれるさまざまな形のものが登場しています。
また、墓石の正面には、家名ではなく自分の好きな言葉を彫ったり、
立体彫りにて、お好みの花柄の図柄などを彫刻することもできます。
ただ、和型墓石ならば、墓石に使用する石材の善し悪しや、
熟練職人による精度の高い加工と磨きによってつくられた墓石なら、
消費者にとって、「良いお墓」と呼べるものが出来上がるでしょう。
しかし、自分の理想にかなったイメージ通りの
オリジナルデザイン墓石を完成させるためには、
「オリジナルデザイン墓石」に精通した信頼できる石材店を探し、
十分な時間をかけて、担当者とよく話し合うことが大切です。
※「オリジナルデザイン墓石」を建てる際の注意点を下記のコラムにまとめてあります。
■①予算を決める
■②霊園・墓地を決める
■③石材店を選ぶ(石材店担当者との面談)
■④デザインのイメージを具現化
■⑤デザイン墓石に使用する石材の決定
■⑥お墓のデザインを決める
■⑦墓石各部の加工方法の決定
■⑧(最終話)石材店との契約・施工・完成
~つづく~ 次回(最終話)は「お墓を石材店で選ぶ」についてです。
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一般社団法人 日本石材産業協会加盟の
㈱第一石材は主要官公庁、企業様、労働組合様等、
計25団体様との提携をさせていただいております。
■指定店・特約店 主要契約先(五十音順・敬称略)
・カトリック大阪大司教区
・川崎重工労働組合
・神戸個人タクシー事業協同組合
・神戸市職員共済組合
・神戸税関労働組合
・神戸赤十字病院
・住友ゴム労働組合
・全労災・兵庫県本部
・株式会社TASAKI(田崎真珠)
・電友会・兵庫支部
・兵庫県勤労福祉協会(ファミリーパック)
・兵庫県警友会
・兵庫県職員互助会
・兵庫県弁護士協同組合
・フジッコ株式会社
・富士通テン労働組合
・三菱重工労働組合・神戸造船支部
・三菱電機労働組合
・三ツ星ベルト労働組合
・株式会社八木研(現代仏壇)
・株式会社ユーハイム
・JA共済連兵庫
・JFEスチール労働組合
・SDカード優遇店
・TOA株式会社
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神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
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