墓地の種類について③みなし墓地/神戸新聞マイベストプロ神戸主催セミナー「お墓選びで知っておきたい5つのポイント」おさらい

～前のコラムからの続きです～

3.みなし墓地

実際には墓地経営許可を受けていませんが、
受けたものとみなす墓地のことを「みなし墓地」といいます。

そのほとんどは「墓地、埋葬等に関する法律」の
施行（昭和23年6月1日）前に設置された墓地です。

「墓地、埋葬等に関する法律」施行後は原則として、
新たに墓地経営が認められるのは地方公共団体（神戸市営墓地など）、
公益法人（宗教法人・財団法人など）に限られています。

みなし墓地には旧村の共同墓地（地緑墓地）や財産区墓地、
個人墓地（共同墓地と同様に法律が施行される以前から
私有地に作られていた個人が管理する墓地）などがあります。

これらの墓地のほとんどが、墓石の形状等の規制は少なく、
墓石を建立する際の石材店についても自由に選択できます。

しかし、みなし墓地にも、自治会や財産区が管理しているものもあり、
中には、それらが指定した石材店でしか墓石の購入ができない
「指定石材店制度」があるところもありますので、
事前に確認をしておく必要があります。



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