国産墓石と中国産墓石のどっちが良いのか?⑩最終話:生産地よりも石材店選びが重要!
~前のコラムからの続きです~
【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】
■事例.7 契約後に自分で石材店が選べないことを知った!
寺院の敷地内にある墓地を購入いたしました。
お寺に永代使用料を納めた後、
そこでは墓石の施工を行う業者が1社しかないことを知らされました。
自分なりに施工をお願いしたいと考えていた石材店があったので、
その業者ではお墓をつくりたくありません。
すでに支払った永代使用料を返還してほしいと考えています。(50代・男性)
☛最近、全国の消費生活センターには、これと同様の相談が増えているそうです。
寺院境内墓地では、お寺により石材店が決められている場合がほとんどなので注意が必要です。
この事例では、石材店の件について事前に説明がなかったとと訴える相談者と、
寺院境内墓地では施工の石材店が決まっているのは常識だというお寺との間で、
永代使用料の返還を求めて話し合いが行なわれ、結果的に寺院側が返金に応じたとのことでした。
気をつけなければならないのは、民営の霊園でも「指定石材店制度」によって、
施主側が石材店を選ぶ自由が制限されている点です。
霊園を見学する前に、頼みたい石材店を選ぶことができるかどうか確かめておくことが必要です。
※「指定石材店制度」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/blog/2011/07/entry_1642/
~つづく~
※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)
「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の“いいお墓づくり”は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/