お墓の選び方②墓地の種類と場所で選ぶ【その2】みなし墓地
~前のコラムからの続きです~
【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】
■事例.3 国産の石材でお墓を注文したのに、安い外国産石材が!
お墓の建立に際して国産の石材にて注文し、
その分の代金も支払ったが、
施工工事の時に霊園に搬入されたのは国産の
ものよりも廉価な韓国産の石材でつくられた墓石でした。
もう石材店を信用できないので、契約を破棄したいと考えています。(50代・男性)
☛平成21年に大阪府の霊園で発生した「石材産地偽装事件」は、
マスコミでも大きく取り上げられたので、ご存じの方も多いはずです。
これも同様の事例で、この相談者の方は、
自分が購入したお墓の施工工事の進捗状況を確認するために霊園に出向いたところ、
自分のお墓の建立のために用意されていた墓石の梱包材に、
ハングル文字で石種が記載されているのを発見し、
石材が国産のものではないことが分かったということです。
この方はすぐにその場で石材店の担当者にその点を指摘し、
工事をストップさせたということですが、
もし現場を押さえられなければ、この悪質石材店はそのままお墓を建立して、
契約通りのものとして引き渡したに違いありません。
家の建築と同じく、工事の様子をチェックするのは
良いお墓を建てるためにとても重要なことです。
例えごまかしなどがなくても、お施主側が常に気にかけていれば、
石材店もより一層良い仕事をしようと思うはずです。
「すべてまかせっきり!」はあまりお薦めできません。
~つづく~
※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)
「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の“いいお墓づくり”は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/