国産墓石と中国産墓石のどっちが良いのか?⑧国産墓石と中国産墓石の研磨と加工精度!
~前のコラムからの続きです~
【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】
現在、お墓づくりの現場では実にさまざまなトラブルが発生しています。
お墓や墓石に関する消費者側の認識不足によるもの、霊園との契約内容に起因すること、
墓地を所有するお寺とのもめごとなど、その内容は多岐にわたります。
消費者問題における中核的機関である国民生活センターや、
全国の設置された消費生活センターの相談窓口には、
毎日のようにお墓づくりにまつわるトラブルについての相談が持ち込まれているということです。
首都圏の消費生活センターによると、最近の相談内容の傾向として、
一部の悪質な業者に詐欺まがいの手口でお金をだまし取られたり、
代価に見合わない質の劣る墓石を購入させられたりした
消費者からの電話が、少しずつ増加しているということです。
10年ほど前までは、自宅に訪問してきた業者から
墓石や霊園を購入した方からの相談が多く寄せられていたとのこと。
自宅にやってきたセールスマンによって即日契約を迫られ、
その後、料金の返還やクーリングオフ制度をめぐって
さまざまなトラブルに発展するというケースです。
そうしたトラブルが頻発し、マスコミなどで取り上げられる機会が増えたことにより、
消費者側の危機意識が高まりました。
その影響で、墓石業界における訪問販売というスタイルそのものが下火になり、
ここ数年で訪問セールスに関する相談はなくなったとのことです。
しかし、それに代わって、消費者の知識不足などにつけ込んだ、
悪質な石材店によるトラブルの事案が増加しており、
中には詐欺としか思えないようなものもあるとのことです。
また、国民生活センターでも、ここ最近の相談では、
業者による墓石の産地偽装や瑕疵のカムフラージュや、
注文を受けているにもかかわらず墓石を建立しないなど極めて悪質な事例が目立つとのこと。
~つづく~
※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)
「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の“いいお墓づくり”は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/