コラム
オリジナルデザインのお墓を建てるには?⑧(最終話)石材店との契約
2011年7月1日 公開 / 2014年8月1日更新
8.石材店との契約・施工・完成
【石材店との契約】
■見積書をもらう。
1.契約書とは別に詳細を期した見積書を必ずもらう。
・内訳は石の代金(使用石材の種類と量により決まります)。
・デザイン料は通常の場合はかかりません。
・よほど複雑な形状の場合には、別途加工費がかかる場合があります。
2.設計図をもらう。
・使用石種のカラーで作成した、完成イメージの三次元CAD図面をもらう。
・詳細寸法を記載した正面図・平面図・側面図等をもらう。
3.支払方法の決定
・現金支払いまたは、長期分割払い(クレジット契約による金利が発生します)。
・現金支払いの場合は、契約時・完成時の二分割払いが一般的です。
■製作日程、工事工程の確認
1.基礎工事から建墓に至るまでの日程を確認すること。
2.彫刻文字・家紋の確認方法はどうするのかを確認すること。
3.完成日を確認すること。
4.開眼・納骨法要の立会いについて。
5.開眼法要時のお供物・供花・備品等の準備をしてもらえるの?
6.霊園事務所への各書類手続きを代行してくれるのか?
■アフターサービスについて確認すること。
1.墓所での工事工程の写真を撮影してもらえるのか?
2.「原産地証明書」発行の有無。
・特に国産石材を使用した場合には、日本で製作されたものかどうかを確認すること
(国産墓石と称されているが製作は中国で行われているものが多い)。
・日本で製作された国産墓石ならば、「国内製造証明書」を発行してもらうこと。
3.保証期間の確認と保証の範囲について。
【製作・施工がはじまってからは】
■彫刻文字・家紋等に間違いがないか?
・故人の戒名・没年月日や建立者の名前。
・家紋は口頭で伝えるのではなく、石材店に実際の家紋を提示する方が良い。
(風呂敷、ふくさ、郷里の墓石の写真など)
■時間に余裕があれば、墓所に足を運び、途中経過を確認する。
・行くことができない場合は細部にわたり写真撮影をしてもらうこと。
【引渡(検品)】
■石種、形、付属品の種類等に間違いはないか?
■彫刻文字・家紋に間違いはないか?
※引き渡し後のクレームはトラブルとなることが多いので、
引渡時に検品をしっかりと行い、契約内容と異なっている場合は申し入れをすること。
~おわり~
※参考文献:「思いのこもる美しい墓」(株式会社六月書房発行)
「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の“いいお墓づくり”は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/
関連するコラム
- 「心をカタチに…」本物だけを追い求めてとことんこだわりたい。/ 「デザイン墓石」 2012-07-05
- 匠の技で創りあげたハンドメイドのオリジナルデザイン墓石 2011-06-06
- オリジナルデザインのお墓を建てるには?⑥デザインの決定 2011-06-29
- シンプルでおしゃれな究極のデザイン墓石「casa memoria カーサメモリア」 2018-05-04
- 一級建築士が設計したオリジナルデザイン墓石 2011-05-14
コラムのテーマ一覧
- お墓・墓石の選び方
- 墓じまい
- 合祀散骨・合葬墓
- お墓・墓石の彫刻模様
- お墓ディレクター
- お墓物語
- 記念碑
- お墓のトラブル
- 防水構造を備えたお墓・墓石
- お墓の知識
- お墓を建てる
- お墓の費用
- 墓石の彫刻
- お墓のデザイン・型
- 石材店の選び方
- お墓の開眼法要
- 墓地の地鎮祭
- 先祖供養
- 中国産墓石
- お墓エピソード
- 豆知識
- イベント
- つぶやき
- 無料セミナー
- お墓と法律
- お墓のリフォーム
- お墓の引越し(改葬移転)
- お墓の地震対策
- 永代供養墓
- オリジナルデザイン永代供養墓
- 和のデザイン墓石
- デザイン墓石
- お客様の声
- スタッフブログ
- 日本の銘石
- メディア情報
- お墓の費用
- お墓の相談会
- 第一石材最新ニュース
- 供養
- 墓地・霊園
- お墓・墓石
カテゴリから記事を探す
能島孝志プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
相談は全て無料!しつこい売り込みや電話営業は一切いたしません。安心してお問い合わせください。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
能島孝志のソーシャルメディア