知っておきたいお墓のことvol.4「秋のお彼岸」

能島孝志

能島孝志

知っておきたいお墓のことvol.4「秋のお彼岸」
『偲』残したい日本の良き風景 〜秋のお彼岸〜

今年も早いもので、秋のお彼岸の時期が近づいてきました。
日本のほとんどの家では故人の冥福を祈り、
ご先祖様に感謝の報告をするため、
お彼岸には「お墓参り」をする習慣があります。

春分・秋分の日を中心に前後3日間を加えた1週間がお彼岸と言われています。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、
春分・秋分の日はちょうど季節の変わり目にあたり、
農業では欠かせない大切な目安となる日です。

そんな大切な時だからこそ日本人は昔から、
ご先祖様や亡き人を偲び、お墓参りをしてきたのです。

ですから、自然や季節感を忘れがちな現代の人たちにとって
「お彼岸」は太陽(お天道様)やご先祖を思い起こすのに良い機会です。

日々の生活が忙しく、お墓参りが大切なことだとわかってはいても、
なかなか出来ないのも現状かもしれません。

しかし、できるだけ家族揃ってお墓参りをしながら、
自然の恵みとご先祖様のおかげで今現在の自分と家族があることを心から感謝し、
故人を偲ぶ日が日本のお彼岸ではないでしょうか。

彼岸花が咲く頃、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、
そして子どもたちが連れ添ってお墓参りに出かけ、手を合わす。

これも残しておきたい日本の良き風景の一つのように思います。

※「あさひGF」“役立つコラム”として、私が、2010年2月号より、
 隔月連載(計7回)を担当させていただくことになりました。
 今回8月20日号の掲載はその第4回目です。

神戸・大阪・阪神間のお墓のことなら第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com
神戸市営鵯越墓園のお申し込みについてはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/boshu2010/

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

能島孝志
専門家

能島孝志(1級お墓ディレクター)

株式会社第一石材

「お墓はどこで建てても同じ!値段もたいして変わらないだろう?」なんて思っていませんか?建ててからでは手遅れです。一般消費者には分かりにくい、お墓の悩みを「1級お墓ディレクター」の能島孝志がズバリ解決!

能島孝志プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

能島孝志プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼