【神戸市立墓園】2024年(令和6年)秋のお彼岸時期墓参のお知らせ
~前のコラムからの続きです~
中国における墓石の“ごまかし加工”は日本の石だけにとどまらず、
中国産石材や外国産石材にまでおよんでいます。
ただ、すべての石が“ごまかし”の対象となるわけではありません。
では、どんな石が“ごまかし”の対象となるのでしょうか?
それがまた、厄介なことに日本の石、中国産等に関係なく、
いわゆる「高級品」と呼ばれる石が“ごまかし”の対象となっています。
“ごまかし”にも、それなりの手間と経費がかかるため
採算がとれる高級石材が“ごまかし加工”のターゲットとなるのです。
消費者の方々にとってすれば、高いお金は払ったは、
製品は“ごまかし”だったはではまさにダブルパンチです。
「訴えてやる!」と言いたいところですが、
残念ながら、現在では規制する法律がありません。
したがって、販売する石材店側も“ごまかし”の有無に関する
保証を行っているところはほとんど無いといってもいいでしょう。
まさに、買った側が泣き寝入りをするしかないというのが現実です。
「国産墓石は本当に安心?」のコラムでもお話しましたが、
美しく見せるためだけに、薬品処理・熱処理・着色と
さまざまな方法で行われている中国における墓石の“ごまかし加工”。
では、実際に“ごまかし加工”が施されて、
引き起こされた事例を次回のコラムでお話しいたします。
~つづく~
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