定期的に伺うから、気づけること。

小曽根加代

小曽根加代

テーマ:高齢の親との暮らし

高齢になると、今まで当たり前にしていた家事が、少しずつ大変になっていきます。

そのひとつが、シーツ交換です。

ベッドからシーツを外して、新しいものに交換する。
言葉にすればそれだけですが、大きなシーツを扱い、ベッドの周りを動きながら交換するのは、意外と大変な作業です。

私が週2回伺っている89歳のお客様のお宅では、月に2回、シーツと枕カバーを交換しています。

毎週やる必要はなくても、定期的にはやっておきたいこと。

だから「月に2回」と決めて、こちらから交換するようにしています。

最近、義母の家に来てくださっているヘルパーさんにも、9月から月に2回ほど、シーツ交換をお願いすることにしました。

それをきっかけに、月に3回伺っている98歳と96歳のご夫婦にも、

「月に一度、2時間伺う日にシーツ交換をしましょうか?」

と提案してみました。

すると、とても喜んで、

「そうしてください」

と言ってくださいました。

定期的に伺っていると、こうしてこちらから気づいて提案できることがあります。

シーツ交換だけではありません。

空気清浄機のフィルター掃除。
排水口の洗浄。
洗濯槽の掃除。
外の高いところにできた蜘蛛の巣や、虫を取ること。

毎週するほどではないけれど、定期的にやっておきたい家事は、意外とたくさんあります。

そして、こういう家事ほど、

「あれ? 前にやったの、いつだっけ?」

となりがちです。

そこで私は、空気清浄機のフィルター掃除などは、モップ交換の日にやる、と決めています。

月末にやる。
モップ交換の日にやる。
月に一度、長く伺う日にやる。

何かのタイミングとセットにしておけば、忘れません。

定期的に伺うというのは、毎回同じことをするだけではないと思っています。

その方の暮らしを見ながら、

「そろそろ、これをやった方がいいかな」

「これは月に一度やっておこう」

そんなことに気づき、必要ならこちらから提案する。

毎週じゃなくても、やっておきたいこと。

それに気づけるのも、定期的に暮らしに関わらせていただいているからこそだと思っています。

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小曽根加代
専門家

小曽根加代(実家片付け・生前整理サポート)

くらとと

言い出しにくい実家の片付けを、親子それぞれの想いに配慮しながら調整します。仕業や専門業者とも連携し、止まりがちな話を無理なく現実的に進め、生前整理や空き家対策まで一貫してサポートします。

小曽根加代プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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