Let it snow, let it snow, let it snow.
Good afternoon! 今日は曇っていますが、かなり蒸し暑い高崎です。
10月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますね。
皆さん、体調にはくれぐれもお気を付けください。
さて、タイトルにもありますが、9月30日は国際翻訳デーというのをご存知でしたか。
これは国連広報センターで確認できますが、国連で認定されている日なのです。
そんな翻訳の日に、自分の仕事について考えてみたら、色々なことに気が付きました。
まずは、医療通訳ボランティア養成講座で初めて、「日本人医師役で通訳さん達を指導する」
というお役目をいただきました。
ポルトガル語チームを担当したのですが、
受講生や患者役の通訳の方が何を話しているのかさっぱりわからず。
そんな中、とある単語の訳を探している最中に、
医療用語はラテン語から派生しているので、英語もポルトガル語も
ほぼ似ているということがわかりました。
ですので、実際の現場では、ポルトガル語通訳さんが訳出に困っていると、
英語を話せる医師が英語でその単語を教えてくれるので、それがヒントになって
ポルトガル語の訳が見つかると、患者役の通訳さんが教えてくれました。
これを聞いた時、言語の世界は奥深くて面白いと感じました。
ポルトガル語の文法はフランス語と似ている(名詞→形容詞等)、
スペイン語通訳さんとはお互いの言語で話していても話が通じる、など
普段自分が触れない言語の魅力にも気付くことができました。
また、秋は通訳と言う仕事のハイシーズンでもあるので、残念なことに
お仕事の依頼が同じ日に重なってしまったりします。
そうすると、エージェントさんや派遣会社の営業さんから、
「どなたか紹介してください。」とお願いされることがあります。
場所や料金にそんなに縛りがなければ、他の通訳さん達に問い合わせしやすのですが、
縛りがあるとなかなかそのお願いにお応えできないこともあります。
先日、同じ群馬県内で技術通訳をできる方を紹介して欲しいとお願いされたのですが、
技術通訳できる人が私の周り(県内)にいないなぁと実感しました。
元々、フリーの技術通訳者の数も少ないからかもしれませんが…
そうなると、私は今まで貴重な経験をさせてもらってきたし、
今もさせてもらってるのですよね。本当にありがたいことです。
技術通訳翻訳者として、「貴重な経験を得たり、機会を与えてもらえたりすること自体が、
幸運なことである」という気付き。
これを胸に、また来年の国際翻訳デーまで頑張ります。
(2018年12月、インドのムンバイにあるインド門にて。左はヒンディー語、右は英語。)
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