13年ぶりのニュージーランド@初めてのクライストチャーチ:南極の寒さを体験!
週末に拠点をローマからミラノに一時的に移し、他の都市にも行って来ました。
3日目はミラノ。ここでの目的はもちろん、レオナルド・ダ・ヴィンチ作
「最後の晩餐」の鑑賞です。
日本でチケットを取ろうとしたのですが、あっと言う間に完売になってしまい、
ミラノ市内半日観光ツアーを予約しました。
集合場所の旅行会社までは地下鉄を利用します。
ホテルの目の前に地下鉄の駅があるのに、乗りたい路線がない!
そこで徒歩約10分ほどの乗りたい路線の駅まで行きました。
ミラノの街は都会で綺麗。銀座を彷彿させました。
ここでローマとミラノの地下鉄の乗り方に違いがあることがわかりました。
料金は通常1.5ユーロと同じなのですが、ローマはチケットをゲートに通したら、
もうチケットは不要。地下鉄の駅を出る時にはチケットなしで出ます。
ですが、ミラノでは出る時もチケットをゲートに通します。
集合場所に集合時間ギリギリで到着。
日本人ガイドさんと合流し、多国籍なツアーバスでツアー開始です。
このツアーでは第1言語が英語、第2言語がフランス語でした。
そして日本語は第3言語になるとガイドさんが説明してくれました。
バスでスコルツァ城の周りとぐるっとし、世界で3番目に大きい大聖堂へ向かいました。
ちょうど日曜日の午前中ということもあり、地元の人々が礼拝に参加していました。
イタリア語での礼拝だったので理解できませんでしたが、厳かな雰囲気に気分まで厳かになり、
ふとアメリカ留学時代に勉強のために通った教会を思い出しました。
アメリカではプロテスタントが主流ですが、イタリアは本場ローマン・カトリック。
500年もの歳月を掛けてできた大聖堂での礼拝。歴史と重みを感じました。
大聖堂からすぐ隣のガレリアへ。ここは東京ディズニーランドのアーケードのモデルとなったようです。
それからまたバスに乗り、スカラ座(オペラハウス)へ。
ここではオペラのみならずコンサートやバレエも開催されています。今はちょうどオフシーズン。
毎年、その年の初演は12月7日で、演目は「蝶々夫人」と決まっているそうです。
併設されている博物館にはオペラ王のヴェルディに関する物がたくさん展示してあります。
他にもモーツァルトやロッシーニ、ベートベンの銅像があったり、マリア・カラスの肖像画があったり、
オペラの衣装、オペラ「トゥーランドット」の初演で実際に使用した小物などが展示されていました。
質素な外観からは想像もつかないくらいに豪華な内装でした。
それは当時の景観と合わせるように設計されたからそうです。そんな昔から意識していたのですね。
そして、最後に本日の最大目的地である、サンタ・マリア・グラツィエ教会へ。
入場前にガイドさんが「最後の晩餐」について説明してくれました。
以前は食堂として使用されていた部屋の壁画であること。
反対側にある磔のキリストが描かれた壁画が先であること。
描かれている12使徒の並び方や表情や構造から読み取れること…
絵画に詳しくない私はとても興味深くお話を聞かせていただきました。
その後はバスでまた集合場所に戻り、解散。
ランチをしてミラノ・チェントラーレ駅まで戻り、ローマへ帰って来ました。
ローマとその他3都市を巡って思ったことは、観光地でもあるためか英語が普通に通じることです。
事前にイタリアは英語が話せる人が少ないと聞いていたので、イタリア語の勉強を少ししたのですが、
思いのほか英語が通じるため、すっかり英語に頼っています。
借りているアパートの近所のバルでも英語が通じます。ほとんど地元の人々が利用しているのに、です。
今後は少しでもせっかく勉強したイタリア語を話すようにしてみようと思います。