#6 日本史・世界史の代わりに「政経」でもいい!!
10月中旬になると、いよいよ公募推薦の出願手続きが本格化してきます。過去問をやっていて、国語で論述問題の解き方がわからない、自分の解答が得点になるのかわからないと、悩んでいるアナタに。少々耳の痛い話になりますが、覚えておいてほしいことです。
記述・論述問題が苦手なら、合格はムリ!!
公募推薦で不合格になったアナタに聞きます。筆記試験の総合問題または国語(現代文評論)の中で、80字程度の論述問題が出題されていませんでしたか?その出題に、何を書いていいのかわからず、白紙のままにしておいたり、論述を途中で止めて中途半端な解答のまま、試験を終えていませんか??思い当たったアナタは、続きをゆっくりと読んで、試験時のことを思い返して下さい。
ハッキリいいます。公募推薦で合格がもらえるには、論述問題で自分の考えを述べる能力が必須です。短文で自分の考えを論述する能力がないと判断されたら、合格はもらえません。
私大の一般入試は3科目。公募推薦は1科目。だからミスは許されない
一般入試と公募推薦入試のもっと大きな違いは「筆記試験の科目数が少ないこと」です。「テストが簡単だ」とは限らない事に留意が必要です。筆記試験で課される1つの科目のテストで、アナタの得意科目の能力を示すことが求められているのです。
筆記試験の難易度については、大学によって様々です。事実、一般入試よりも、難易度の高い筆記試験を課す大学はいくつも存在します。勉強しなくても大丈夫だろうと、ナメてかかってると痛い目を見ることになります。受験生それぞれが、過去問をやり込み、試験の傾向分析ことも受験勉強の一つです。
どうしても合格したいなら、死ぬ気で練習しろ
公募推薦の過去問は、手に入っていますか??大学に資料請求すれば、過去1年分ぐらいはもらえるはずです。しかし、1年分程度では、過去問の問題演習としては不足です。アナタの通っている高校または、予備校・塾には、もっと多くの過去問のストックがありませんか?
●自分で合格の可能性を高めるための努力を怠らないこと
●試験問題をやりっぱなしにしないこと
●先生を頼って、試験時に解ける問題を1問でも多く増やそうと努力すること
これらを、アナタと他の受験生との間で、大きな差がつけられるまで訓練し続けることができていますか?試験日までの時間が僅かだと、焦って何も手がつかないと感じるのであれば、今すぐ、問題演習を始めて下さい。
どうしても、合格が欲しければ、死ぬ気で勉強して下さい。死にはしませんから。
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【推薦入試に落ちた】シリーズ
#1 公募推薦に落ちた。何で??今後どうしよう??
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1658/
#2 公募推薦に落ちた。同じ大学に、一般入試でまた受験したら
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1674/
#3 理系なら、推薦落ちた→一般受験 強行もやむなし。
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1676/
#4 数学IAIIだから、今から勉強し直せば何とかなる??
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1677/
#5 日本史・世界史での受験 間に合う気がしない。
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1678/
#6 日本史・世界史の代わりに「政経」でもいい!!
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1680/
#7 筆記試験のミスは面接で取り返せる訳がない。
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/2097/
#8 解答欄が白紙のまま。だから不合格なんだ!!
https://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/2102074/