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コラム
怒りを感じた時の6秒ルール
2022年2月3日 公開 / 2022年4月20日更新
つい、イラっとして怒鳴ってしまった
つい、腹が立って手をあげてしまった
つい、ムカっとして物を投げつけてしまった
つい言ってしまったこと、やってしまったことで
「やり過ぎた」「言い過ぎた」と後悔したことはありませんか?
後から落ち着いて考えてみると
それほど怒る必要のないことだったり、
冷静に振り返ってみると
そもそも相手には落ち度がなく
こちらの虫の居所が悪いだけだったり・・・
そんな時、
あ~、やってしまった。
と後悔した経験は、多かれ少なかれ
誰にでもありますよね。
講座や研修の最初に
「怒りで後悔したことのある人!」と尋ねると
ほとんどの方の手が上がります。笑
そんな「つい、やってしまった」を繰り返さないために
やって欲しいのが6秒ルール。
最近は各種メディアでアンガーマネジメントを
取り上げられる機会が増えているので(ありがたい♡)
この言葉をご存じの方は多くなりましたね。
さて、その6秒ルールの6秒。
これは怒りが沸いてから
理性が働きはじめるまでの時間とされています。
この理性が働き始める前に、怒りに任せて
衝動的に言い返したり、やり返したりといった行動をとると
後で後悔する怒りに繋がりやすくなります。
そんな後悔をしないために
ひとまず6秒やりすごそう、というのが6秒ルールです。
この6秒間、ただじ~っと目の前の怒りを見つめていては
イライラは募るばかり。
これでは6秒が怒るまでのカウントダウンに
なってしまいますよね(>_<)
そこで、
この6秒間は意識的に思考や体を動かして
やり過ごしましょう!
・今感じている怒りを10段階で数値化する
・好きなものを思い出す(ペットや風景などなんでも)
・落ち着く言葉を唱える(大丈夫大丈夫など)
・100から7ずつ引いてみる など
6秒やり過ごす方法はいくつかあるので
ご自分にあったやり方や
状況にあったやり方を選べると良いですね!
こちらの記事にも少しご紹介しています
「イラッとしたらまず6秒やり過ごす、怒りの沈め方」
ついイラっとして、
つい勢いで、
そんな「つい」でこれまで築き上げてきた信頼や
大切な人間関係を失ってしまうこともあります。
またそれによって自分自身も傷ついてしまうかもしれません。
そして、そんな反射的な言動を繰り返していると
あの人は怒りっぽい
あの人は怒鳴ればなんとかなると思っている
あの人は冷静さに欠ける
あの人は大人げない
といったレッテルを貼られてしまう可能性もあります。
怒鳴っても許される時代は終わって
今や感情のコントロールはビジネススキルのひとつです。
後悔先に立たず、にならないために
怒りを感じたらまずは6秒やり過ごしてくださいね。
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