その情報、誰が選んだ?:リテラシー教育で情報の偏りから自由になる方法
「あとで返そう。」
LINEを閉じる。
「あとで洗おう。」
コップを流し台へ置く。
「あとで片付けよう。」
机から目をそらす。
「あとで運動しよう。」
ソファが「今日は休もう。」という悪魔の営業を始めます。
……その「あとで」。
未来の自分に仕事を着払いで送りつけました。
( ̄▽ ̄;)
「あとで」は未来への宅配便
私たちは、「やらない。」とは言いません。
「あとで。」と言います。
つまり、
未来の自分に向かって、
仕事をポチッと注文しています。
しかも送料無料。
代引きは、未来の自分払いです。
「あとで」は仲間を呼びます
返信はあとで。
洗濯はあとで。
掃除はあとで。
健康診断はあとで。
気付けば、
「あとで」が、
「あとで」を呼ぶ。
ホコリまで、
「了解です。仲間を増やしておきます。」
と言わんばかり。
そして、机の上は『あとで博物館』と化す。
返信(展示No.1)
保証書(展示No.2)
充電ケーブル(展示No.3)
・・・いつからあるか分からない封筒(特別展示)
( ̄▽ ̄;)
一番散らかるのは部屋じゃない
散らかるのは、机でもリビングでもありません。
あなたの予定。
「あっ。」
「そういえば。」
「まだだった。」
頭の中では、閉じ忘れた脳内Chromeは、タブが128枚開いています。
しかもどこから音が鳴っているか分からない。
誰にも責められていないのに、
自分から自分へ、
通知だけが元気です。
既読は時限爆弾になる
LINEを開く。
「あとで返そう。」
……一時間後。
まだ返しづらい。
半日後。
もっと返しづらい。
三日後。
もう、謝罪文から考え始めます。
( ̄▽ ̄;)
既読は、返信のスタートではありません。
返信の賞味期限です。
「あとで」には利息がある
今日なら5分。
明日なら10分。
一週間後なら30分。
一か月後には、
「これ、どこから手を付けるんだっけ?」
借金だけじゃありません。
「あとで」にも、利息があります。
時間。
気力。
そして、
「あぁ……やってない。」
という罪悪感。
雪だるまは坂を転がり大きくなる。
「あとで」も放置すると転がり始めます。
未来の自分は、今日も残業中
私たちは、
未来の自分を、
ずいぶん優秀だと思っています。
来週ならできる。
来月なら暇。
……いえ。
未来の自分も、
ちゃんと忙しいです。
しかも、
過去の自分が送りつけた仕事で、
デスクが置き配だらけ。
メール。
書類。
健康診断。
部屋の片付け。
未来の自分は、
宅配センターの仕分け担当みたいになっています。
今日の自分が、一番ヒマ
もちろん、
本当に後回しにした方がいいこともあります。
でも、
口ぐせが
「あとで。」
になると、今日の自分が一番ヒマ
・・・未来は渋滞します。
だから私は、
「あとで。」
と思ったら、
こう考えるようにしています。
「未来の自分に、荷物を送るな。」
それだけで、
少しだけ手が動きます。
……とは言え、
この記事を書いている私。
メールの通知を見て思いました。
「……あとで返そう。」
人間は、アップデートより、後回しの方が得意です。
とはいえ、
この記事を後回しにした方は、
最後まで読んではいませんよね。
最後までお読みくださり、ココロから感謝申し上げます。
( ̄▽ ̄;)



