タイパ重視と言いながらSNS3時間
目次
荷物は、早く届くほど喜ばれます。
( ̄▽ ̄;)
でも、災害支援は少し違います。
「最短お届け」が、一番助かるとは限りません。
今、大切なのは、
"早い善意"より、"届く善意"です。
道路もそう。
エレベーターもそう。
みんなが一斉に動けば、
混んでいるだけで前へ進みません。
善意にも渋滞があります。
「何かしたい。」その気持ちは本物です
災害が起きる。
ニュースを見る。
SNSを見る。
「何かできることはありませんか?」
「物資を送りたい。」
「現地へ行きたい。」
その気持ちは、
本当に尊いと思います。
でも、
支援には、
順番があります。
運動会だって、
全員が一斉にスタートしたら競技になりません。
支援も同じ。
72時間を過ぎると、支援も変わります
災害発生から72時間。
この時間を過ぎると、
命を救うことを最優先にした支援から、
生活を支える支援へと変わっていきます。
だから今は、
必要な物を。
必要な場所へ。
必要な量だけ。
料理も、塩を一袋入れれば美味しくなるわけじゃありません。
ちょうどいい量があります。
支援も同じです。
善意は、多ければいいわけじゃない
「役に立つと思って。」
その気持ちで送った物資。
でも、
現場では、
仕分けをする人。
運ぶ人。
保管する場所。
管理する人。
全部必要になります。
段ボールには、
「避難所まで自分で行くよ。」という足は付いていません。
届いた瞬間に終わりではなく、
そこからが人の仕事です。
だから今は、
善意にも交通整理が必要です。
車だって、
一斉に右折したら渋滞する。
善意も同じく渋滞します。
「限定3品目」に意味があります
今回、
福岡市が募集しているのは、
現地から要請があったのは3品目だけ。
「今、本当に必要な物だけ。」
それが、
現場では一番助かります。
冷蔵庫が空だからといって、
電気もないところに冷蔵庫ごと送る人はいません。
必要なのは環境にあった中身。
支援も同じです。
善意を狙う人まで現れます
災害が起きる。
善意が集まる。
そして毎回、
悪意まで集まります。
・・・そう、義援金詐欺です。
「被災地を助けたい。」
その優しい気持ちを利用します。
本当に残念なことですが、
日本が平和だからこそ詐欺集団のカモになりやすい。
災害のたびに繰り返されています。
SNSには、
シェアボタンがあります。
でも、「この情報は本物です。」
というボタンはありません。
だから、
「誰かがシェアしていた。」
ではなく、
誰が集めて、どこへ届けるのか。
どう使われるのか明確であるか。
そこまで確認してから、
支援することが大切です。
シェアには世の中に影響する責任がある
SNSでは、
ボタンひとつで情報が広がります。
便利です。
でも、
その一回のシェアで、
誰かがお金を振り込むかもしれません。
つまり、
シェアボタンは、
「拡散ボタン」であって、「確認ボタン」ではないということ。
・・・だから、
発信する人にも責任がある。
速く伝えることも大切。
でも、
正しく伝えることは、もっと大切です。
熱い気持ちと、冷静な判断
支援って、
「いつするか。」
の方が難しい。
だから今日は、
- 急がない。
- 焦らない。
- 確認する。
そのひと手間が、誰かを助けます。
善意は、アクセルだけでは届きません。
ブレーキもあって、初めて目的地へ着きます。
災害発生時の善意には取扱説明書があるのです。
現在、福岡市では現地から要請のあった支援物資を8月2日まで募集しています。
その後もSNSを通じて次の案内があると思います。
内容は福岡市からの公式発信をご確認ください。
AI偽装動画も出回り始めています。
冷静になるとすぐわかるので、落ち着いた行動が先決です。



