ひざの痛みについて

皆さんこんにちは、
愛媛県松山市のゆかい整体の上杉です。
今回は、膝の痛みで来院されている60代女性の症例をご紹介します。
この方が取り組まれているのは「トレイルランニング」。
舗装された道路だけでなく、山道などを長時間走るスポーツです。
しかも目標は、今月末に福井県敦賀で開催される大会への出場。
予定では約8時間半走るとのことでした。
「膝が痛いから運動やめる」のではなく、
「できることなら走りたい」
という明確な目標を持って来院されています。
最初は階段も一段ずつ
来院された当初は膝の痛みがあり、階段では一段ずつ足を運ぶような状態でした。
トレイルランニングでは、平地を走るだけではありません。
山道の上り下りでは、膝だけでなく股関節や足首など、身体全体を使います。
そのため当院でも、痛みが出ている膝だけを見るのではなく、身体全体の動きやバランスを確認しながら施術を行いました。
2回目に聞けたうれしい報告
2回目の来院時、ご本人から、
「階段を左右の足で順番に降りられるようになりました」
とのお話がありました。
もちろん、これだけで身体の問題がすべて解決したということではありません。
実際にどのような動作で負担がかかるのか、その日の身体の状態はどうなのかを、その都度確認していくことが大切です。
そして3回目には…
3回目の来院時には、こんなお話もありました。
「前回の施術後、身体が軽く感じてうれしくて、練習をやりすぎてしまいました」
思わず笑ってしまいましたが、それだけ「走りたい」という気持ちが強い方なのだと思います。
この時点では、膝の痛みは少し残っているとのことでした。
調子が良く感じると、ついつい運動量を増やしたくなるものです。
しかし、痛みが軽くなったからといって、急に練習量を増やせば身体への負担も大きくなります。
特に大会を控えている時期は、「調子が良いからたくさん練習する」だけではなく、身体の状態を確認しながら練習量を調整することも大切です。
膝が痛いからといって、膝だけを見るわけではありません
膝は、股関節と足首の間にある関節です。
走る、階段を降りる、坂道を下るといった動作では、膝だけが単独で働いているわけではありません。
例えば、
・股関節の動き
・お尻の筋肉の働き
・足首の動き
・身体全体のバランス
などによっても、膝にかかる負担は変わってきます。
そのため、膝が痛いからといって、必ずしも痛い膝だけに原因があるとは限りません。
当院では「どこが痛いのか」だけではなく、「なぜそこに負担が集中しているのか」という視点から身体を確認することを大切にしています。
年齢だけで、やりたいことを決めつけない
今回の方は60代ですが、目標は約8時間半のトレイルランニングです。
身体の状態も、目標も、人それぞれです。
「60代だから、このくらいで」
ではなく、
「この方は何をしたいのか?」
そこから逆算して、現在の身体にどのような負担がかかっているのかを一緒に考えていくことも大切だと思っています。
もちろん、無理をすることをおすすめしているわけではありません。
必要に応じて休むことや、医療機関での診察が必要な場合もあります。
そのうえで、「できるだけ好きなスポーツを続けたい」という気持ちを大切にしながら、身体づくりをお手伝いできればと考えています。
大会に向けて、もうひと踏ん張り
目標としている大会は今月末。
約8時間半という長い時間、自分の足で山を走り続けます。
今回の目的は、単に「膝の痛みをなくすこと」だけではありません。
その先にある、
「トレイルランニングを続けたい」
「大会に出場したい」
という目標があります。
当院では、痛い場所だけを見るのではなく、身体全体の動きやバランスを確認しながら、一人ひとりの目標に合わせた身体づくりを一緒に考えていきます。
膝の痛みを抱えながらスポーツを続けている方、何度も同じ場所に負担を感じている方、「年齢を重ねても好きなスポーツを続けたい」という方は、お気軽にご相談ください。
大会まであと少し。
無事にスタートラインに立ち、楽しんで走っていただけることを願っています。


