PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

テーピングによる施術とセルフケアの指導で、体の痛みにアプローチ

畑中式メディカルテーピングで痛みの改善に取り組むプロ

上杉耕生

上杉耕生 うえすぎこうせい
上杉耕生 うえすぎこうせい

#chapter1

独自のメソッド「畑中式メディカルテーピング」で成長期のスポーツ障害にも対応

 「当方は、成人の腰痛や膝痛をはじめ、オスグッド病やジャンパー膝、シンスプリントなど、成長期の小中高生に起こるスポーツ障害に対するケアを得意としています」と語るのは、「ゆかい整体」院長の上杉光生さん。総合病院や介護施設などで20年にわたり経験を重ねてきた理学療法士です。

 「症状が落ち着くまで安静が必要と診断された場合も、畑中式メディカルテーピングにより早期改善を目指します。患部が痛くならない範囲であれば、施術後に運動も可能なので、試合を間近に控え、練習を休みたくない子どもさんたちが当方を利用しています」

 畑中式メディカルテーピング(以下、畑中式)では、テープを引っ張って貼ったり、きつく巻いて固定したりしません。理由は、筋肉を締めつけてしまい、血液の流れが悪くなる場合があるからです。血行不良になると、酸素や栄養分を循環させて老廃物を排出し、炎症を治すという血液本来の役目が果たせなくなってしまいます。血流をさまたげないように、伸縮性のあるテープを柔らかいタッチで貼るのが特徴です。

 「当方では、もんだりストレッチしたりもしません。畑中式は、テーピングを施すことで血の巡りをスムーズにして筋肉の回復を促し、元の状態へと戻していくのに有用なメソッドだからです。テープは、不具合のもとになっている筋肉の位置や関節の動きなどを的確にとらえて貼ります。人体の構造や各器官の機能といった解剖学の知識も重要で、私どもでは体の仕組みを理解した上で適切に行います」

#chapter2

痛む場所ではなく、痛みを引き起こしている原因を見つけることが大切

 病院や施設に在籍している頃は、勉強会に参加するなどスキルの向上に努めるも、現場ではリハビリの時間や内容に制約があり、思うように成果が出せなかったという上杉さん。勤務先のデイサービスの利用者が畑中式の施術で元気になったと知り、考案者の畑中梁一氏のもとを訪ね、技術を習得。一人一人に親身に寄り添いたいと、2019年に独立しました。

 上杉さんのもとでは、まずカウンセリングを実施。どこに痛みがあるのか、どのような動作をしたら痛みを感じるのか、いつ頃からなのか、病院などで治療を受けたのか、既往歴や薬剤歴はあるのかを細かく尋ねます。人によっては1時間から1時間半ほどかかることもあるそうです。

 「施術に前向きになれるよう、身近な内容で目標も設定してもらいます。例えば、腰が辛いために10分しかデスクワークができないのであれば、『1時間できるようにする』などです。目標を具体的な生活動作に落とし込むことで、自分の体がどれぐらい良くなっているのかを日々実感できるので、積極的に取り組めるようになります」

 また、問題を引き起こすポイントを見極めるため、筋肉が硬くなっていないか、やせていないか、腫れていないかなど、全身を見て触って異常がないか確認します。
 「的を狙って弓を射るように、痛みの原因となる場所を定めてアプローチすることが目的です。的を探し出すためにも事前調査は欠かせません。ヒアリングやお体のチェックによって、8割方施術の方向性が決まるので入念に行います」

上杉耕生 うえすぎこうせい

#chapter3

痛みを繰り返さないために、生活習慣に即したセルフケアをアドバイス

 体の不調の多くは生活習慣に起因します。いったん改善したとしても、食事や運動、睡眠といった日常を見直さない限り何度も繰り返す恐れがあります。上杉さんは痛みの再発を防ぐため、施術後にセルフケアの方法を伝えています。

 「よく虫歯に例えるのですが、歯医者さんで治療を終えると、自分でメンテナンスできるように正しい歯磨きの仕方を教えてくれますよね。整体も同じです。ソファに座ってテレビを見るときの姿勢、重い物やカバンの持ち方など、その人の生活習慣に合わせて、体を痛めない効率的な体の動かし方をアドバイスしています」

 理学療法士として培った豊富なリハビリ指導のノウハウを生かし、フェイスブックやインスタグラムといったSNSを使って動画も配信しています。その数はユーチューブだけでも200本以上。ピンタレストには、すき間時間に気軽に視聴できる1分以内の動画を毎日投稿するなど、情報発信にも余念がありません。

 「痛みがあるために、部活ができなくなったり、趣味の活動が制限されたりするのは、一つの機会損失だと思います。人生を楽しむ貴重な場を失うことがないよう、子どもも大人も元気に過ごしてほしいというのが私の願いです。人間には、病気やけがを自らの力で癒やす『自然治癒力』が備わっています。みなさんご自身が持っているこの力を引き出し、体のコンディションを整えていくためのサポートをしていきますので、気になることがあれば遠慮せずにご相談ください」

(取材年月:2022年1月)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

上杉耕生

畑中式メディカルテーピングで痛みの改善に取り組むプロ

上杉耕生プロ

理学療法士

ゆかい整体

痛みを引き起こしている原因を突き止め、人間が本来持っている自然治癒力を生かしながら、本来の機能を回復できるようサポート。成長期の子どもに起こるスポーツ障害もお任せください。

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ愛媛に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または愛媛新聞社が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO