愛媛マラソンお疲れ様でした
こんにちは上杉です。
運動スポーツをされている学生さんで
手首の痛み
いわゆる腱鞘炎の訴えをもってきたのですが
病院や接骨院では電気を当てたりして
湿布を手首に、そして包帯で固定されていました。
こうした場合、手首だけを見ることはなく
かならず肩関節や首などの状態もチェックしています。
肩回り、肩関節と肩甲骨の動き
そして鎖骨の動きなどをチェックすると
だいたい動きの制限があります。
肩こりなどもあったりします。
手首は後にして、
まずはこの肩回りの動きの制限を起こしている原因を見つけて
可動性を引き出していくと
手首には触っていないのに動きは軽くなり痛みも改善されていきます。
つまりは肩関節など肩回りの動きが制限されていたので
代償として手首へ負荷がかかるようになって
パンクしてしまったのだと言えます。
手首の腱鞘炎だからと
手首の痛い所だけに治療&固定を行っては
痛みは和らいでも、慢性化していく一方だったかもしれません。
これは腱鞘炎の手首にかぎらず
腰や膝、肩関節など他の場所にも言えることです。
痛みの場所で改善を図るのではなく
全身の状態をみて痛みの場所にどのように関連しているのかを見ていく必要があります。
そんな感じで観ていますというお話でした。
本日もご覧いただきまして誠にありがとうございました。