目標が達成できない部下③~達成させるプロセスを考える~
「仕事なんだから」が通じない部下に仕事をさせる
こんには成果を出し続ける仕組み作りコンサルタントの岡本です。
あなたは、部下に対して「いや~、仕事なんだけどな~」と思った事はありませんか?
「言われたことはしろよ」「どうして決めた事ができないのかな」というのはどうでしょうか?
「ある、ある」ですよね。
きっと「俺(私の)が嫌いなのかな」とも思った事がある方もいらっしゃいますよね。
「何故、仕事をするのかと」と尋ねられたら、疑いもないもなく「それは仕事だから」と答えますよね。
きっと、あなたなら。
では、どうして「言われた事ができない」「決めた事ができない」になるのでしょうか?
「真剣みがたりない?」「気合がたりない?」そんな事はないですよね。
それは、その仕事が楽しくないからです。
「仕事なんだから、楽しい楽しくないは関係ないじゃないか」と思いますか?
実は、部下が仕事をしない理由は、
①自分にとって仕事をする理由がみつからない
②仕事のやり方がわからない
なのです、それなので、決して、あなたのいう事が嫌いなわけでもないのです。
今日は「自分にとって仕事をする理由がみつからない」について考えてみましょう。
思い出してください。
今まで勉強や仕事が楽しかったことはありませんか?ありますよね。
苦しくも楽しい、充実した時間を過ごした後、気づいた時には自分の実力が格段にスキルアップしていた経験があると思います。
その時は「楽しかったですよね」勉強は仕事をする理由があったと思います。
というよりも、勉強や仕事をする理由があり、それをやり遂げた後の未来が見えていませんでしたか?
実は、やり遂げた後の未来を想像し自分自身で理由を見つける事ができればすることができれば、人は能動的に動きます。
「仕事の理由は自分でみつけるものでは。」と思いますか?
管理職の重要な役割として部下の育成があります、部下に仕事をする理由を与え成長を促す事が重要です。
実は、部下の仕事をするべき理由を見つけるというのは、あなたの役割なのです。
やるべき理由は、本人にとって意味のあるものでなければなりませんので、決して、会社の論理や上司であるあなたの論理を押し付けてはいけません。時には、部下のプライベート面も考えて「理由を一緒に考える」事も良いでしょう。