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コラム

低いモチベーションの部下の悩み

2017年10月11日 公開 / 2020年5月31日更新

テーマ:管理職

コラムカテゴリ:ビジネス

部下のモチベーションが低い



こんには管理職育成コンサルタントの岡本です。

部下のモチベーションが低く上げられないと感じる事はありませんか?

部下のモチベーションを上げるにはどの様にすれば良いか。
「それは給料上げれば良いだろう」「ボーナス出すしかないだろう」と考えてませんか。

実は、給料やボーナスを出してもモチベーションは上がらないのです!

では、何も効果が無いのかというと、そういう訳ではありません。
給料やボーナスを出すと、人が辞めてしまうのを「思い留まらせる」という効果はあります。

実は、これは、アメリカの臨床心理学者であるフレデリック・ハースバーグの「動機づけ衛生要因理論」でも紹介されてます。

え、本当?と思われるかもしれませんが、実は、これは結構伝統的な考え方なのです。

これは、「満足を引起す要因」と「不満足を引起す要因」という2つの要因についての研究で、

・満足を引起す要因⇒「動機づけ要因」
・不満足を引起す要因⇒「衛生要因」

なぜ、「衛生」なのかというと「この要因に対して対処しておかないと不健康になる(状況が悪くなる)から」、だそうです。


では、どんな内容が「動機づけ要因」でどんな内容が「衛生要因」なのか。

こんな内容です





この中で、最も満足を引起す要因、つまり「動機づけ要因」は何だと思いますか?


じつは、「達成」で、次に「承認」なんです。

つまり、上司としては、部下が達成感できる様に支援すること、達成を承認してあげるということが大切なのです。


ちなみに、最も衛生要因として高いものは何だと思いますか?


実は、「会社の方針と管理」なんです。
会社の方針と管理をきちんと考えないと大切な人材が流出してしまいます。

思い当たる事があれば、是非見直しておいてください。

この記事を書いたプロ

岡本陽

経営者と従業員をつなぐ人材を育成するプロ

岡本陽(IMソリューションズ株式会社)

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