うつ病の家族の支え方に悩むあなたへ|共倒れしないケアのコツ5選
「正しい接し方」を守るだけでは解決しない、家族間コミュニケーションの悩み
1.心の病の家族とのコミュニケーションは、一筋縄ではいかない
コミュニケーションって、どんな人にとっても悩みの種ですよね。
なぜなら正解がないからです。
「こうすればいいよ」という提案はあっても、それが自分や自分の状況にマッチするとは限らない。
「じゃあどうすればいいんだろう」と、正解探しに躍起になってしまう。
だけど自分が実践出来て自分の状況や環境にピタリと当てはまるコミュニケーション術なんて、外に探して存在するわけがないんですよね。
日常のコミュニケーションですらそうなのです。
相手が心の病(うつ病、適応障害、不安障害、発達障害、双極性障害など)なら尚更です。
2.相手への配慮は必須。でも配慮100%の関わり方は継続できない
とはいえ、こちらも「お手本」が無いわけではありません。
例えば「うつ病患者の家族がとるべきコミュニケーション・接し方」と言えば、こんなものが代表的です。
- 励まさない
- 大きな決断を迫らない
- 無理をさせない
- 見守って、本人の思いを受け止める
もちろんすべて正しいです。しかし「これが正しいんだ」と分かったとて、「じゃあ今目の間の自分の家族にはどうすればいいの?」と思いますよね。
そしてずーーッと、主治医から寛解の診断が出るまでずっとこの態度を貫き通せるでしょうか。
私たちは通りすがりの誰かではありません。家族です。一緒にいる時間が長いだけじゃない、一緒にこれから先もずっと一緒に生きていくのです。
片方が病気だから大きな決断や緊急事態が起こらない、なんて、神様は約束してくれません。色んな問題や事件が起きます。それを全てケアラー一人で受け止めきれますか?この先何年続くか分からないのに?
答えはNOです。
それでも無理に続ければ、早い段階でケアラー側に限界が訪れるでしょう。
バーンアウト(燃え尽き症候群)、うつ病、適応障害などです。
支えるどころの話ではなくなってしまうのです。
3.なぜ、コミュニケーションでこんなに悩んでしまうのか
何故悩むのか。
それは先ほどもお話した「正解がない」からです。
でも正解がないから失敗も間違いもないか、というと、そうではないから悩んでしまいます。
そして相手が心の病なら、尚更失敗したくありません。それは症状の悪化を招く恐れがあるからです。
正解はない、でも失敗したくない。この板挟み、めちゃくちゃ辛いですよね。
「どうすることも出来ない、八方塞がり……」
に感じるかもしれません。
しかし、そうではありません。活路はあります。
自分・自分たちに合うコミュニケーションスタイルを、自分で模索していくことです。
4.あなたに必要なのは「自分たち家族に合うコミュニケーションスタイル」
自分たち家族に合うコミュニケーションスタイルとは、
- 自分(ケアする側)の「どうしたい、どうなりたい、どうなりたくない」
- 患者側の「どうしたい、どうなりたい、どうなりたくない」
- 自分たちが直接関わってる人たちと、どう向き合いたいか
この3つを探ることで見えてきます。
例えばこんな事例があります。
Aさんはうつ病になり会社を休職した夫と共に生活をしています。病院に通っていますが一人での通院がしんどいらしく、休日を使って通院同行しています。それ以外も夫は一人の外出が出来ない状態なので買い物や対人折衝は全てAさんの役割になりました。無論、家事が出来る状態ではないのでそれもAさんが負担しています。
更に主治医からは「無理をさせずゆっくり休ませてあげてください。本人が快適に療養出来るよう、ご家族が協力してください」と言われているので、それを心がけています。
その中で、Aさんの実母が入院することになりました。さて、Aさんはどうしたらいいでしょうか。
こんなときどうしたらいいか、を教えてくれる教科書はありません。せいぜいが「家族で話し合ってみましょう」です。しかしうつ病の初期などは、そもそもこの話し合いが難しいのです。
だから、「正解はない、自分たちに合ったスタイルを見つけるしかない」のです。
5.<プラン紹介>うつ病家族との毎日のコミュニケーションを改善する1ヶ月
こうした「支える家族」のお悩みのお手伝いをするために、当プランをご用意しました。
【プラン内容】コミュニケーション改善のためのチャット相談プラン
⇒プラン詳細ページへ
1か月間、MENTAのチャット機能を使って、「家族とのコミュニケーションの困りごとを」を共有していただき、一緒に解決策を考えていきましょう。
ただ「こう言いましょう」をレクチャーする場ではありません。
日々の困りごとを通じて、今あなたのご家族間で何が起きているのかを探っていき、「どんなスタンスで向き合うことがベストか」を見極める1ヶ月にしましょう。
<大まかな流れ>
- あなたの主訴(今一番困っていること)をお伺いします
- <1>を元に、コミュニケーション場面で悩んでしまった実例を教えてください
- 1~2を元に、どうすることが出来るか、本当はどうしたかったのか、次はどうするか、を一緒に考えます
- <3>を、困った場面が出て来た都度共有いただき、話し合いましょう。
- 1~4までを元に、あなたのご家族のコミュニケーション傾向を分析します
- 西岡より、今後どういったことを心がけていくと良いか、をご提案いたします
- <6>についてあなたのご意見を伺ったうえで、どうやって実践するか、を話し合います
必要に応じてワーク(自分で取り組む宿題のようなもの)もご提案いたします。
ご不明点、ご質問はお気軽にお問い合わせください。



