Mybestpro Members

花輪隆俊プロは青森放送が厳正なる審査をした登録専門家です

【第34話】孤独死の特殊清掃を始める前に!保険請求で後悔しない3つの注意点

花輪隆俊

花輪隆俊

テーマ:特殊清掃

第34段

「臭いが広がる前に、少しでも早く片付けたい」
孤独死が起きた部屋では、そう考えるのが自然です。
しかし、保険を使う可能性がある場合、確認せずに残置物の撤去や特殊清掃を始めると、必要な保険金を受け取れなくなることがあります。
作業を依頼する前に、次の3つを確認してください。
■1.最初に保険会社へ連絡する
家財保険に加入していても、残置物の撤去、特殊清掃、消臭、原状回復のすべてが補償されるとは限りません。
保険会社へ連絡するときは、単に「孤独死は補償されますか」と聞くのではなく、次の項目を一つずつ確認します。
・残置物の撤去費用
・特殊清掃の費用
・室内の消臭費用
・床や壁などの原状回復費用
・作業できない期間の家賃損失
賃貸住宅の家財保険には、家財の補償だけでなく、借りた部屋に損害を与えた場合に備える補償が付いている商品もあります。ただし、実際の補償範囲は契約によって異なります。日本損害保険協会
■2.片付ける前に写真を残す
保険会社が確認する前に家財をすべて運び出したり、汚れた床を解体したりすると、事故当時の状態が分からなくなってしまいます。
作業前には、次の写真を残しておきましょう。
・部屋全体の状態
・残された家財の量
・床や壁の汚れ
・臭いの原因となっている場所
・作業が必要な範囲
ご家族が無理に入室して撮影する必要はありません。衛生上の危険がある場合は、専門業者へ依頼してください。
■3.見積書の「一式」に注意する
「特殊清掃一式30万円」
このように、作業内容がまとめて書かれた見積書では、保険会社が費用の必要性を判断しにくい場合があります。
見積書には、残置物撤去、汚染部分の清掃、消毒、消臭、床の処置など、作業内容と金額を分けて記載してもらいましょう。
全花連では、現場を確認したうえで、写真台帳や事故報告書、作業内容を分けた見積書を作成しています。
さらに、特殊清掃後は臭いの原因を調べ、特許技術「花輪式完全消臭」によって臭いの原因そのものを分解します。
ただし、書類をそろえれば必ず保険金が支払われるわけではありません。最終的な判断は、契約内容と保険会社の審査によって決まります。
■保険があっても、勝手に荷物は処分できない
もう一つ忘れてはいけないのが、保険と残置物を処分する権限は別の問題だということです。
保険で撤去費用が支払われる場合でも、大家さんや管理会社が室内の家財を自由に処分できるわけではありません。
そこで全花連安心サービスでは、万が一のときに誰が手続きを進めるのかを、死後事務委任に関する契約によって事前に準備します。
保険は「費用への備え」。
全花連安心サービスは「亡くなった後の手続きへの備え」です。
孤独死が起きたときは、慌てて片付ける前に、
「保険会社へ連絡する」
「写真を残す」
「見積書の内訳を確認する」
この3つを思い出してください。
【次回・第35話】
「特殊清掃の見積書にある『一式』とは?高額請求を防ぐ5つの確認ポイント」
どこまでが特殊清掃で、どこからが消臭や原状回復なのか。初めて見積書を見る方にも分かるように、業者へ必ず聞きたい質問をお伝えします。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

花輪隆俊
専門家

花輪隆俊(特殊清掃業)

一般社団法人全日本花輪式完全消臭連盟

孤独死現場の特殊清掃・残置物撤去、特許取得の花輪式完全消臭で対応。死後事務委任を備えた「全花連安心サービス」でオーナーの負担を抑え、高齢者や身寄りのない方の安心入居を支えます。

花輪隆俊プロは青森放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

孤独死対策と花輪式完全消臭技術で賃貸経営を支えるプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ青森
  3. 青森のくらし
  4. 青森の掃除・清掃
  5. 花輪隆俊
  6. コラム一覧
  7. 【第34話】孤独死の特殊清掃を始める前に!保険請求で後悔しない3つの注意点

花輪隆俊プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼