アローダイヤグラム法について

熊田茂雄

熊田茂雄

テーマ:QC手法

新QC7つ道具の一つにアローダイヤグラム法(Arrow Diagram)があります。
アローダイヤグラム法は、作業間を矢印で結び、その順序関係を図示することにより、最適な日程計画をたて、計画の実行時期、行動順序を見える化する手法です。

作成手順は以下の様になります。
STEP1:作業を洗い出す
 プロジェクトに必要な作業を漏れなくリスト化する。
 (例:A:材料準備、B:加工、C:検査…)
STEP2:作業の順序関係を整理する
 どの作業がどれに依存するか並行できる作業はどれかを明確にする。
STEP3:結合点(○)と矢印(→)で図を描く
 作業を矢印で表す開始点と終了点に番号をつける。必要に応じてダミー作業(破線)を使う。
STEP4:各作業の所要時間を記入する
 矢印の上に作業名と所要時間を書く。
STEP5:最早結合点時刻(ES)を計算する
 前工程が最も早く終わる時刻開始点から順に計算する。
STEP6:最遅結合点時刻(LS)を計算する
 (プロジェクト終了から逆算、遅れても影響しないギリギリの時刻)
STEP7:余裕日数(フロート)を求める
 余裕日数=最遅結合点時刻 − 最早結合点時刻
STEP8:クリティカルパスを特定する
 所要時間の合計が最長の経路;余裕日数が0の作業が連なる
(遅れるとプロジェクト全体が遅延)

 例えば、誰もが業務手順を理解でき、かつその進捗状況を理解できる計画表を作りたい。という様なときは 、このアローダイヤグラム法を使うと便利です。

(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/arrowdiagram

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熊田茂雄
専門家

熊田茂雄(生産技術コンサルタント)

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

工程設計や工場管理に40年以上従事した現場経験をもとに、生産技術コンサルティングを提供。品質改善や生産性向上などQCD課題の改善策とあわせて、先端技術や異分野を取り入れた技術方向性もアドバイスします。

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