PDPC法について

熊田茂雄

熊田茂雄

テーマ:QC手法

 新QC7つ道具の1つにPDPC法(Process Decision Program Chart/過程決定計画図)があります。 PDPC法とは、目標達成までのプロセスで起こりうる問題を事前に予測し、それぞれの対策や代替ルートを図式化するリスク管理手法です。

 PDPC法は、1968年、東京大学の近藤次郎氏が不確実性の高い状況(東大紛争など)で複数の進行シナリオを事前に設計する必要から考案した手法です。その後、新QC7つ道具として体系化され、製造業やプロジェクト管理で広く普及しました。

●作成手順
 ①テーマ・目標の設定
 ②正常ルート(理想ルート)の作成
 ③各ステップの問題点を予測
 ④問題への対策・代替案を立案
 ⑤図として整理し優先順位を決定

 PDPC法は、計画の正常ルートだけでなく「もし問題が起きたらどうするか」という異常時の代替ルートを同時に可視化する手法です。起こりうる問題を事前に洗い出し、問題ごとの対策・代替案を図にまとめることにより、想定外を「想定内」に変えることで計画の確実性を高めることができるわけです。

(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/processdecisionprogramchart

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

熊田茂雄
専門家

熊田茂雄(生産技術コンサルタント)

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

工程設計や工場管理に40年以上従事した現場経験をもとに、生産技術コンサルティングを提供。品質改善や生産性向上などQCD課題の改善策とあわせて、先端技術や異分野を取り入れた技術方向性もアドバイスします。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

ものづくり現場の経験豊富な生産技術コンサルタント

熊田茂雄プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼