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坪田聡プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

冬の寝室は室温16~20度、湿度50%前後が理想的

坪田聡

坪田聡

テーマ:寝室の環境

冬・女性・座位・部屋着
冬に暖かいリビングから寝室に移動したとき、「寒っ」と思ったことはありませんか? 冬の寝室の温度は、「ナイトウエアに1枚はおって寒くない程度」が良いとされています。具体的には16度から20度ぐらいが、気持ちよく眠れる室温です。おおむね春や秋の気温ぐらいですね。眠る30分ほど前から、寝室の暖房をつけて温めておくのが良いでしょう。

寝室の室温がこれより低いと、命の危険があります。一般的に寝床の中は、33度ぐらいになります。夜中にトイレに行きたくなって目覚めると、この暖かい環境から寒いところに出るので、血圧が急上昇します。すると特に高齢者では、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのです。

室温とともに寝室の湿度も、睡眠に影響します。寝室の湿度は、50%前後が良いとされています。梅雨や夏は湿度が80%を超えますし、冬にエアコンをかけていると湿度は30%を下回ります。寝室の湿度を理想の状態に保つには、蒸し暑い時期には除湿を、乾燥の時期には加湿が必要です。湿度は体感でわかりにくいところがありますから、湿度計を見ながら調整してください。

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坪田聡
専門家

坪田聡(医師)

雨晴クリニック

不眠症など睡眠障害の治療に30年以上携わり、快眠に関する正しい知識の普及に力を入れています。コーチングによる生活習慣の見直しから枕の選び方までサポート。メディア出演や著書、セミナーの実績も豊富です。

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