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鈴木康介(すずきこうすけ) / 弁理士

プロシード国際特許商標事務所

コラム

少子化と派遣

2021年8月5日

テーマ:雑記

コラムカテゴリ:法律関連

プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。

総務省の統計によれば、現在、日本の人口は、1億2536万人です。
15歳未満は1494万9千人で、前年と比べ、約20万人減少し、
少子化傾向が続いています。

また、少子化のため、労働人口が減少しつつあり、
労働人口が、2017年の6729万人から2040年には5460万人に減少すると推定されています。

少子化の要因の一つに、未婚率の上昇があります。

男性     1985年  2015年
25歳から29歳  60.6%  76.7%
30歳から34歳  28.2%  47.1%
35歳から39歳  14.2%  35%

女性     1985年  2015年
25歳から29歳  30.6%  61.6%
30歳から34歳  10.4%  34.6%
35歳から39歳   6.6%  23.9%

生涯未婚率   1985年  2015年
男性       3.9%  23.4%
女性       4.3%  14.3%

つまり、男性は、約四人に一人が生涯未婚、
女性は、約七人に一人が生涯未婚となっています。

実は、1986年に派遣法が施行されています。
これにより、非正規雇用が増えたことによって
未婚率が上昇しているのではないでしょうか?

結婚率  25歳から29歳  30歳から34歳
正社員     30.5%      59.0%
非正規     12.5%      22.3%
パート      8.4%      15.7%

このように、正社員か否かによって、
結婚率の差があります。

非正規雇用の割合 1991年  2020年
男性         2.8%   13.9%
女性        25.3%   36.0%

このように、派遣業法が施行されてから
非正規雇用の割合が増えてきています。

また、1997年と所得分布を比較すると、20代で年収150万円未満が増加し、
30代でも年収100万から400万円が増加しています。

派遣業が解禁され、対象業務が拡大されたことにより、平均賃金が低下し、
結婚できない男女が増え、少子化が進んでいるのではないでしょうか?

参考:令和2年版 少子化社会対策白書

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