弁理士の短答式試験の問題が発表されました。
プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。
意匠を専門と言っている弁理士は少ないです。
(意匠をほぼ専業としているという意味です。)
私の周りにも意匠を専門としている弁理士がいますが、
だいたいの先生の顔が思い浮かびます。
私を含め大抵の弁理士は特許と意匠や、
意匠と商標といったように兼業でやっていることが多いです。
その理由の一つとして、現状の日本の意匠マーケットの小ささがあります。
2020年のデータですと、
特許の出願件数は、288,472件
商標の出願件数は、181,072件
意匠の出願件数は、31,752件
となっています。
特許出願市場や、商標出願市場と比べると
意匠出願市場が小さいので、現状ビジネスとして考えると
魅力が少々乏しいと考える人が多いでしょう。
このため、意匠専門と名乗る弁理士が少ないのだと思います。
しかし、近年デザイン経営について言及されることが増えてきていますし、
ブランド力を高めるために商品デザインを有効活用する事例も増えてきていますので、
徐々に意匠出願の件数が増え、意匠を専門とする弁理士が増えてくるのではないでしょうか。
意匠は非常に面白い分野だと思いますので、私もさらに勉強していきたいです。
参考:ステータスレポート2021(我が国の知財動向)
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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