カップヌードルのパッケージ変更

2021年6月4日

テーマ：意匠法

コラムカテゴリ：法律関連

プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。

カップヌードルのフタ止めシールが廃止されました。

＜日清食品の紹介動画＞

年間33トンのプラスチックが削減できるみたいです。
SDGsの観点からも素晴らしい変更だと思います。

面白いアイデアなので、意匠出願しているかなと
検索しましたが、見当たりませんでした。

ただ、日清食品ホールディグスは秘密意匠制度（意匠法第14条）を利用した
意匠権（第1614158号）を持っています。

意匠権は、基本的に意匠公報によって、権利の内容が公開されます。
しかし、秘密意匠制度を利用することによって、
設定登録の日から3年に限り内容を掲載しないことができます。

今回の変更もインパクトがあるので、
ひょっとしたら秘密意匠制度を利用しているかもしれませんね。

面白いので、とりあえず買ってみて試してみたいと思います。

ただ、一番好きな「カップヌードル　グリーンカレー」は、
採用第一弾に選ばれなかったのがちょっとだけ残念です。

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弁理士　鈴木康介（特定侵害訴訟代理権付記）
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