発明が未完成の場合の拒絶理由
プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。
ハーバードビジネスレビュー5月号に
「スタンドアップミーティングはイノベーションの妨げとなる」
という記事がありました。
スタンドアップミーティングは、アジャイル管理手法の中核をなす方法で、
定期的に、決まった時間内(5分から15分が多いらしい)に行う会議で、
進捗報告と、課題を報告すると行ったタイプの会議です。
関係者を集めて、進捗や課題の共有を行うことができるため、
プロジェクト進行を効率化すると言われています。
しかし、今回の記事では、
スタンドアップミーティングは、決まったことを実現するには
効果的であるが、イノベーションの創出には悪影響があるようです。
また、他にも脚本作成や、歌の作成などには向いていないようです。
さらに、集団主義的な文化では、スタンドアップミーティングで
話し合われたグループの目標を固守することに圧力がかかるため、
よりイノベーションを妨げるのではないかと書かれていました。
我が国も一度決めた目標を変えずに頑張ることが
美徳とされる文化のため、イノベーションを創出する方法としては、
向いていないと考えます。
一方で、創出されたイノベーションを市場に出すためには、
スタンドアップミーティングは効果的なようです。
このため、状況に応じて使うと良いと思います。
スタンドアップミーティングは状況によっては効果的ですが、
どんな時にでも使える銀の弾ではなかったようです。
参考:ハーバードビジネスレビュー 5月号 p8-p11
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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