商標の出し方
プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。
Tokyo2021の商標の出願状況です。
Jplatpatの商標(検索)で"Tokyo2021"と入れると、こんな感じで出てきます。
商願2020-27569号は、すでに拒絶理由が来ています。
(3条6号と、4条1項6号と、4条1項11号)
商願2020-32237号も、拒絶理由通知がきています。
(3条6号と、4条1項6号と、4条1項11号)
どちらも、地名と年号のみの組み合わせのため、
識別力がない。
Tokyo2020の標章に似ている。
特定非営利活動法人東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会などの
登録商標に似ているなどの理由で拒絶理由が通知されています。
商願2020-117370号は、国際オリンピック委員会が出願し、
商願2020-140768号と商願2020-140769号は、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が出願しています。
商願2020-117370号のほうが先願ですので、
商願2020-140768号と商願2020-140769号に拒絶理由が通知される可能性があります。
ほぼ同時期の出願なので、国際オリンピック委員会と、
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の連携が
うまくいっていないのかもしれませんね。
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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