自社のブランド名は自社で取りましょう。
プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。
関西の某市の市議のポスターが、
鬼滅の刃の雰囲気に似ていたため、
「株式会社集英社および、少年ジャンプ編集部は、
これらについて一切の関与をしておりません。」
と表明しました。
確かに、市松模様は我が国で長く使われており、
基本的には誰でも使える模様です。
また、「心を燃やせ」も、商標権でもないですし、
短いフレーズですので、著作権で言うのも難しいとは思います。
ただ、ポスターに書かれている政党のロゴは、
映画のポスターに使われたいた鬼滅の刃のロゴと、
文字の配置などが似ています。
背景は、鬼滅の刃のポスターのロゴと、政党のポスターのロゴは、
白い円の周りを炎のような赤い線で囲っている点が共通しています。
さらに、政党名を、「〇〇の〇」と書いていて、
「鬼滅の刃」と同じように「の」を小さく書いています。
また、鬼滅の刃のロゴでは、「劇場版」という文字が白抜きで書かれていますし
政党のロゴでは、「〇〇」という文字が白抜きで書かれている点が共通します。
不正競争防止法の問題が発生する可能性もあるような気がします。
民間企業であれば、ギリギリのラインを攻めても良いと思います。
しかし、ルールを作る側である政党側には、
微妙な行為は避けてほしいと思います。
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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