営業秘密による保護
プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。
金融機関や大手メーカなどでシステム開発に従事していた人が、
GitHubに職務上開発したコードをアップロードしたという事件がありました。
アップロードした方は、資力に乏しいようですので、
仮に損害賠償請求が認められたとしても、実効性がないです。
情報は一度流出してしまえば、世界中に広がってしまいます。
流出しにくい仕組みを作ることが重要です。
また、今回流出した原因が、転職した場合の年収を診断するサイトに
サンプルコードを出す必要があったとのことです。
処遇が悪ければ、失うものがないですから、
後先を考えない行動を取ることができます。
一方で、処遇が良い場合には、その場所を失いたくないため、
行動が抑制する可能性が高いです。
例えば、大金を扱う職場が処遇が良い傾向にあることは、
このような理由だと聞いたことがあります。
情報漏洩を防ぐために、社内の仕組みを整えたり、
社員研修も重要ですが、その職場の処遇を失いたくないと思わせることも重要だと考えます。
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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