AR/MR関連出願で使用されるクレーム表現の考察が面白かった。
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
秘密特許制度の導入の目的は、日本の安全保障のためです。
出願人にとっては特にメリットはない制度です。
これって献血に似ていますよね。
献血も献血に協力した人は特にメリットはありません。基本的にはボランティアです。
でも、献血で集められた血液が社会全体のためになっています。
ひょっとしたら、秘密特許制度によって日本の安全保障が高まると、巡り巡って出願人のためになる可能性があるかもしれませんが……。
ただ、献血は、予約サイトが作られたり、脱水症状などを防ぐためにドリンクが飲めたりするなど、希望者が献血しやすいように色々と施策を講じています。
秘密特許制度は、出願人にとっては基本的に不利益な制度ですので、秘密特許制度導入のためかかるコストを、出願時の印紙代の値上げや、審査請求費用の値上げなど出願人に求めないようにして欲しいです。
例えば、特許庁とは別組織を作り、税金で秘密特許制度の対象か否か判定するなど、少しでも出願人が協力しやすいような負担の少ない制度設計をしてもらいたいものです。
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