特許庁の海外支援事業
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
特許行政年次報告書の続きです。
2019年の商標出願件数は、190,773件と見た目は増えています。
しかし、登録件数は109,859件で、2018年の116,547件よりも減少しています。
また、権利化までの平均期間は10.9カ月で、2015年の5.8カ月と比べるとだいぶ時間がかかるようになりました。
2015年の商標出願件数が、147,283件なので、件数がやく1.3倍にはなっていますが、処理時間は約1.9倍になっています。
これに対応するため、2020年には、10名の任期付きの審査官を増やすなどの手当てをしているので、2020年度はもう少し早くなると予想されます。
参考：特許行政年次報告書2020年版
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弁理士 鈴木康介（特定侵害訴訟代理権付記）
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