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インドネシア進出を検討する理由

鈴木康介

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テーマ:インドネシア 進出

プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。

インドネシアに進出を検討さている方達にお話しを聞きました。

インドネシアへの進出には、2つの視点があります。

1つめは、工場としてのインドネシアの視点

 以前は、インドネシアの人件費が向上したため、インドネシアから中国などに工場を移転する動きがありました。

 しかし、近年、中国の人件費が向上してきました。
 
 例えば、北京では、ワーカーが364ドル(月額)、エンジニアが415ドル(月額)となっています。
 これに対して、ジャカルタでは、ワーカーが186ドル(月額)、エンジニアが357ドル(月額)となっています。
 (ただし、中間管理職(課長クラス)では、北京が840ドルに対してインドネシアは、854ドル)

 このため、中国からインドネシアに工場を移転する動きが出てきています。

2つ目は、市場としてのインドネシアの視点

 インドネシアの人口が約2億3,760万人と中国、インド、アメリカに続く、人口大国で、日本の約2倍の人口を有します。

 また、GDPが約8,343億ドルと、約3,456億ドルのタイの約2倍ですし、さらに、タイの平均年齢は、40代ですが、インドネシアの平均年齢は20代と若く成長が見込めます。

 インドネシアの実質GDPの成長率が6.2%(2010年)、6.5%(2011年)と高いです。

 このように、若年層が多く、経済も成長しているインドネシア市場にビジネスチャンスを感じ、
 参入を検討する動きが出てきています。

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<参考>
1.インドネシア基礎的経済指標(JETRO)
2.タイ基礎的経済指標(JETRO)
3.第21回アジア・オセアニア主要都市地域の投資関連コスト比較(JETRO)
4.中間層を核に拡大するASEAN市場(みずほ総合研究所)

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鈴木康介
専門家

鈴木康介(弁理士)

プロシード国際特許商標事務所

国際特許事務所での業務を通じて、実践的な知識とネットワークを培ってきました。また、中国人と国際結婚したため、現地の生活習慣などを経験を通じて理解しています。

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