中国有名ブランド
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
中国で、ブランド戦略を失敗する方法の話です。
先日、輸出業をやっている友人(上海出身)とランチに行きました。
某コンサル会社の同窓生なので、話はビジネス方向に向かっていき、
日本企業は中国でのブランド戦略が下手だ!という話となりました。
彼女の分析によれば、日本企業の失敗要因は、2つあるそうです。
1.価格設定が下手
よく日本企業は中国の富裕層なら高いものを買うに違いないと日本価格の数倍の値段を付けているそうです。
費用対効果を考えたら、その値段では買わないそうです。
また、逆に完全に富裕層向けの特注ならば、話が違うようです。
2.宣伝広告が下手
日本で有名なブランドでも、中国では無名な場合があります。
中国人に知られていないブランドだと、あまり買う気が起きないようです。
化粧品メーカのファンケルや、DHCは、中国での広告宣伝を上手くやり、彼らのブランドイメージが中国人女性の間で良いそうです。
価格設定や宣伝広告手法を改善すれば、日本製品が中国で売れるチャンスがさらに増えると思います。
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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