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室岡宏

「心のストレッチ研修」で人材を定着させる社会保険労務士

室岡宏(むろおかひろし) / 社会保険労務士

社会保険労務士事務所スローダウン

コラム

誰も損しない仕組みを!

2019年5月15日 公開 / 2020年4月23日更新

テーマ:価値観あれこれ

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: リーダーシップ スキル組織マネジメント働き方改革

☆小学校5・6年生の時にクラス担任を
 していただいたF先生から在学中も、
 その後もたくさんのことを
 教えたいただきました。

 今回は、
 その中の1つを紹介させていただきます。





生 徒:先生、みんなで仲良くしたいと
    思っているんですけど、
    いろいろな人が文句を言ってきたり、
    やる気なさそうにしてたりして、
    なかなかうまく行きません。

    どうして何でしょうか? 
    どうしたらいいんでしょうか?



F先生:これだけは絶対に覚えておくんだよ。


F先生:『我慢する人』や『損する人』がいないと
    成り立たない仕組み、グループは、
    必ず、いずれ破綻してしまうんだ。
    必ずいずれ壊れてしまう
    ってことなんだよ。
    このことには、一つも例外はないんだ。



F先生:だから、
    グループでうまくやっていきたいん
    だったら、絶対に
      「誰かが我慢していないかな?」、
      「誰かが損していないかな?」、
     といつも気を配り続けなければ
     ならないんだ。


F先生:誰かが我慢したり、
    誰かが損したりしたりしている
    グループや会社は、
    絶対に続かないってこと。


F先生:グループが壊れないでうまく続くように
    するために、
    まず最初に必要なのは、
     「我慢している人」
     「損している人」に、
    ”気づく”ことなんだ!



F先生:まず、そういう人の存在に
   「気づける人間」になるんだよ。

F先生: そうして、
    どんなに小さなグループや仕組みで
    あったとしても、必ず、
    『関係者全員が得する仕組み』
    『誰にも損させない仕組み』
    を必死に考えていくんだよ。

F先生:それが、うまくいくようにするための
    唯一の方法なんだ。


F先生:「人の不幸の上に成り立つ幸せは
     絶対にこの世に存在しない」んだ。
    大人になっても覚えておくんだよ。

F先生:そしてこれからは、
    我慢している人や損している人が
    いないだろうか、とどこにいても
    常にアンテナを張って、
    すぐに気づける人間に・大人に
    なっていけるといいね。


生 徒:先生。わかりました!
    これからは、いつも、
   「誰か我慢している人はいないだろうか?」
   「誰か損している人はいないだろうか?」
    って、
    いつも注意して周りを見るようにします。

    先生、ありがとうございました!
     

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