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小田原漂情

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師

小田原漂情(おだわらひょうじょう) / 学習塾塾長

有限会社 言問学舎

コラム

国語の基本は「読むこと」から~言問学舎の国語指導の特色 その②

2014年3月6日 公開 / 2014年3月12日更新

テーマ:国語

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: 国語 勉強法

 国語の勉強の要素を、4つに分けて考えることができます。以下の区分けです。

        ①読むこと  ②書くこと  ③文法  ④漢字

 みなさんは、この4つに「優先順」をつけるとしたら、どういう順になると思われますか?

 優先順と言っても、たとえば入試や定期テスト直前に、「少しでも得点を上げるために、何に集中するか」という意味ではありません。

 4つのうち、どれかが重要でないということはありませんから、「重要度順」とは言えないのですが、国語をきちんと勉強するために、もしくは国語そのものが有している機能として、どれが一番の「根っこ」であるか、という順番のことです。

 紙幅に限りがあるため、端的に申し上げますが、4つの区分けの中でもっとも優先度の高いのは、「読むこと」です。

 『論語』に、有名な次の一節があります。

 学びて思はざれば即ち罔(くら)し。思ひて学ばざれば即ち殆(あやふ)しと。

(大意)勉強をしても、自ら思索を深めることがなければ、真理はつかめない。自ら思うばかりで勉強しなければ、独善的になってしまって危なっかしい。

 孔子のこの言葉の通り、人が学んで成長するためには、多くの先人や同時代人の考えを知り、その上で自分自身の思いや考えを磨くことが重要です。大学入学に至るまでの年齢なら、もちろん「学ぶ」ことが主となりますね。

 その時必要なのは、まず書物、つまり他の人が書いた文章を「読む」ことです。ところが文章を「難しく」感じてそもそも読むことができなかったり、書いた人の意図をきちんと読みとれずに曲解してしまったりしたら、それこそ甲斐がありません。

 ですから、子どもが国語を「学ぶ」ためには、まず「読むこと」が重要なのです。そして読むことができるようになったら、次は「書くこと」です。本を読んで感じとり、また考えたことは、「書いて表現する」ことで整理され、自分の一部として定着します。思考力もこの段階で大きく鍛えられますし、読みながら断片として浮かんださまざまなことがらは、ここでふるいにかけられ、選びとられ記述された事象が、人を成長させるこやしとなるのです。

 こうした国語の勉強をすることで、国語や他の教科の学力はもとより、思考力や表現力、また感性や忍耐力までもが養われます。国語力に定評のある総合学習塾・言問学舎では、この文章の筆者である舎主・小田原漂情が、直接この理念に基づいて、国語を教えています。

 お子さんの国語の力を伸ばしたい、先を見すえて総合的な思考力を身に着けさせたい、もちろん受験のためにも国語を強い武器としたい。そんな保護者の方々、受験生のみなさんを、言問学舎ではお待ちしております。

☆次回入塾説明会・体験授業のお知らせは、こちらからご覧いただけます。 
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☆言問学舎の国語指導の具体的な手法と効果は、こちらからご覧下さい。
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