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鈴木寛彦

不妊で悩む女性の思いに応える漢方薬の薬剤師

鈴木寛彦(すずきひろひこ) / 薬剤師

不妊専門 むつみ薬局

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コラム

ひどい咳と漢方薬

2020年4月13日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:漢方薬の研究

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 口腔外科腹式呼吸風邪 食事



咳をすると腰まで痛む。喉が渇き、寒気がある。ドラッグストアで麻杏甘石湯を買って飲んでみたが効かない。足のむくみがあり、血圧正常、小便は1日8回。キーンという耳鳴りがある。腰痛は右が痛い。葛根湯を5日咳がすぐに止まる。

その後1ヶ月後再び咳が始まる。倦怠感と冷えがひどい。麻黄附子細辛湯5日分ですぐに治まる。

その10ヶ月後肺炎が起こり、脈が速く、胸が一杯になる。今度は炙甘草湯20日で治まった。

その1年後。リンパが腫れて微熱があり喉が痛い。柴朴湯を10日で晴がとれた。

ひどい咳は、同じ人でも状況、症状、その時の体力で処方が変わってくる。
漢方はできるだけその状態に合わせて服用された方が早くつらい症状を除くことができると考えている。

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