手の組み方で暗黙の意思表示が出来ます

浪越あゆみ

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テーマ:マナー

こんばんは。マナーアドバイザー 浪越 あゆみです。
今日は、手の組み方についてお話します。



(画像は全日本マナー協会のテキストからおかりしました)

私達は、人前に立つ時に、身体の前で手を組むことがあります。

その時に、こんな疑問を抱いたことはありませんか?

右手が上!?右手が下!?と・・・
実は、なにげなく組んでいる手の組み方で大きな違いがあり、誤解を招く事があります。

接客業や上司の前に立つ時、医療の世界など、

相手にすぐに手を差し伸べたい場合は・・・

右手を上に組みます。
理由はこちら・・・
≪ 利き手を上にする事で、いつでもお役に立ちますとの意味があります。≫

一方、お客様をお迎えする際には、

ようこそいらっしゃいましたの意味を込めて、

右手を下に組みます。

接客業などと違って、対相手でも、
自分が相手に何かをして差し上げる場合以外は右手を下にします。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
人前に立つ場合や、写真撮影などの場合は、

右手を下にします。

アナウンサーなども、見ていたら右手を下にして組んでいる事がほとんどです。

また、苦手な相手と接する場合は、

右手を下にする事で、

相手に対して、イライラ感が減ったり、
手を出してしまう事を押さえるという意味があるとも言われています。

利き手を上にする事で、

いつでも、あなたのお役に立ちます!!という意味になります。

利き手の右手を下にする事で、

相手に対して敬意を表したり、汚れた右手を隠す事で、

相手を立てるという意味もあります。

ちょっとした事ですが、

手の組み方にも色々な暗黙の意思表示が込められているのです。

皆様も、これからの生活の中で、

今は利き手を上にするべきか・・・下にするべきか・・・

考えてみてはいかがでしょうか?

















~隠れた魅力を引き出します~


(写真はマナー協会のテキストよりおかりしました)

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浪越あゆみ
専門家

浪越あゆみ(マナー講師)

マナーアドバイザー

元CAの経験・12年の研修講師の経験から即実践できる研修内容が強みです。企業の業務内容や方針によって望まれる研修の内容は変わってきます。ヒアリングを徹底して、今本当に必要な研修をご提案させて頂きます。

浪越あゆみプロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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