連帯保証人の責任
家を新築しようとしている方は、先ずは土地探しを行うと思いますが、
不動産業者が開発した分譲地を購入する場合とそれ以外の土地を購入する場合の違いについて書いてみます。
分譲地を購入する場合
まず、分譲地というのは不動産業者などが大きな土地を購入して区画整理して、宅地として小分けに販売している土地のことです。
分譲地の良い点は、一般住宅の建築が出来るように区画整理を行うため、既に電気・水道・ガス・排水側溝・道路といった生活インフラが整ってます。
その分の分譲地以外の土地より割高になる場合が多いですが既にインフラが整ってますので購入者は余計な心配が不必要になります。
ただし、分譲地の中には建築条件付きの制限があるものもあります。
*建築条件付というのは家を建てる工務店が決まっているので自由に建築会社は選べません。
分譲地以外の宅地購入の注意点
分譲地以外を購入する場合はチェック項目が多くなります。
・電気を引くのに近くに電柱が近くにあるか引込位置などの確認。
古家付きの土地などは敷地内に電柱・NTT柱がある場合もあり移設が必要になることもあります。
・排水側溝が土地に隣接してあるか?古い住宅地や私道などには土地に接してない場合もあり注意が必要です。
・都市ガスの場合配管が近くにあるか?(プロパンの場合問題ありません。)
・道路の接道状況と道路の種別など。
4m以上の公道が接道しているならほぼ問題ありませんが、私道や狭い道路の場合建築できる条件の道路(建築基準法上の道路)かなど確認が重要です。
・水道管(本管)が近くにあるか?公営の水道管(本管)が土地の前面道路近くにあるかどうか確認が必要です。
水道本管が近くになければ道路を何十メートルも掘削して水道管に接続しなければいけない場合もあります。
前面道路が私道などの場合水道管も私設管の場合もあります。徳島市でも一部の地区では私設水道しかない場所もあります。
また、そのそも公営水道を引いてなくて地下水をポンプで井戸からくみ上げている場合もあります。
まとめ
分譲地の価格は売主の利益もはいっているので一般的に古家付き宅地、1区画だけの更地物件など「分譲地以外の宅地」より坪単価は高くなる場合が多いでしょう。
ただし安く土地が購入できたと思っても後でインフラ関連の工事費が多くかかる場合もありますのでどちらがお得かは計算してみないとわかりません。